★5 | 人間の、いのちのつながり。それは限りない歴史の悲鳴、喜び、慈しみ、愛を通して現代に至っている。人のあり方を問う強烈な秀作である。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★5 | 私にはこの映画を「良い」、「悪い」という言葉で語ることはできない。ただ、想像しきれないとわかっていても、想像するしかない。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |
★5 | 極めて真摯に、大人の観客を予想して綴られた物語である所以は、痩せさらばえた裸身を露わにするM・マヤンスの役者根性のみではない。遠い過去ならざる残酷な母国の罪状を追うK・S・トーマスらが激突するまぎれもない現代の壁によって、巻き込まれる人々までもが傷つくリアルな筋運びこそが白眉だ。なまぬるい感傷など這い入る隙もない。 (水那岐) | [投票(1)] |
★4 | とんでもない悲劇にとてつもないトラウマ。主人公の気持ちは誰にも分からないだろう。 (USIU) | [投票] |
★4 | 過去が未来を救うこともあるらしい。自分の人生とはあまりにかけ離れた話なのに、涙がとまらなくなった。 [review] (モロッコ) | [投票] |
★4 | 原作もぜひ読んでみたいと思わせる素晴らしい映画でした。
[review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | 多くの登場人物が平凡ながらも魅力的。映画館で観てよかった。 (あちこ) | [投票] |
★3 | たとえば序盤の何気ないシーン、病床の義祖母が「『テザック夫人』と呼ばれうるのは私だけだ」とクリスティン・スコット・トーマスの呼び名を米国風に訂正する場面ですでに周到に提示されている通り、ともかくも「名前」の物語である。人を探すこととは、その名の持ち主を探し尋ねることにほかならない。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★3 | 語り口の上手さとM.マヤンスの好演により、幼いサラの一部始終は心に迫った。が、現代の話はジュリアの調査がしつこく続き、ジャーナリストの悪癖かと毒づきたくなった。そしてラスト。サラを身近に感じていたとはいえ、こんな事をするのは現実には有り得ないと思う。 (KEI) | [投票] |
★3 | ナチの本質的な悪とは違うの感があり、ナチの本質悪があるのにそれを描かないことは、かえって危険な感じもする。 (G31) | [投票] |
★3 | ユダヤ人に対する迫害はやはりとんでもなくトラウマになるんだと恐怖を感じた。現実の悲惨さがあまりにも酷く辛い。過去を明らかにするための時間と当時の時間が交差し、違った視点で見れた。 [review] (deenity) | [投票] |
★3 | 非常に真摯な映画だが、演出が生真面目過ぎて面白みに欠けるか。個々の場面のアイディア量も『黄色い星の子供たち』より劣る。希望を繋げる終わり方は良い。 (赤い戦車) | [投票] |