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麦の穂をゆらす風 (2006/アイルランドスペイン)

The Wind That Shakes the Barley

[Drama/War]
製作総指揮アンドリュー・ロウ / ナイジェル・トーマス / ウルリッヒ・フェルスベルク / ポール・トリビッツ
製作レベッカ・オブライエン
監督ケン・ローチ
脚本ポール・ラヴァティ
撮影バリー・アクロイド
美術ファーガス・クレッグ
音楽ジョージ・フェントン
衣装エイマー・ニー・マオルドムネイ
特撮マイケル・キーンズ / パット・レッドモンド
出演キリアン・マーフィ / ポードリック・ディレーニー / リーアム・カニンガム / オーラ・フィッツジェラルド / メアリー・オリオーダン / メアリー・マーフィ / ローレンス・バリー / ダミアン・カーニー / マイルス・ホーガン / マーティン・ルーシー / ジェラルド・カーニー / ロジャー・アラム / ウィリアム・ルアン
あらすじ1920年、アイルランド。独立機運の高まりに、支配国イギリスの軍による市民弾圧が続いていた。軍の横暴を目の当たりにしたデミアン(キリアン・マーフィー)もまた、ロンドンの病院勤務の職を捨て、兄テディ(ポードリック・ディレーニー)とともに独立運動に身を投じるのだった。やがて、アイルランド暫定政府とイギリスは停戦に合意。自由を手にしたかに見えたアイルランドだが、国情は条約締結派と完全独立を求める反対派に分裂し内戦状態へと突入していくのだった。医師を志した弟と神学校に学んだ兄。祖国を思いつつ兄弟はいつしか対立する関係になっていた。06年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。(124分/カラー/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全27 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5見てはいけない映画だったかもしれない。5点だ! [review] (chokobo)[投票(1)]
★5マイケル・コリンズ』から続けて観ると続編のように見えなくもない作品。アイルランドが内紛に至る経緯がよくわかる作品。どちらの言い分も一見正義ががあるように見えるからタチが悪いが、同胞が殺し合う意味はなかろうに。。。ラストは悲し過ぎる。 (IN4MATION)[投票]
★4戦争には英雄も美談も存在しない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
★4戦うということ。そして殺し、殺されるということ。一見、シンプルな展開でありながら、そんな人間にとって極めて解読し難い命題をローチはドラマの内側に深く刻み込んでいく。単に、反戦だ、平和だと叫んだだところで片がつかない気の重くなる現実がここにある。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★4やや手堅すぎる嫌いがあるが、第一次大戦後のアイルランドを舞台に、どこにでもあり得る独立紛争の葛藤を、普遍的な問題提起として“戦争”を描いた。どの時代に観ても、考えさせられるに違いに根深い映画だ。(2006.11.26.) [review] (Keita)[投票(5)]
★4冒頭の英軍の急襲シーンでも鮮やかに示されているが、アイルランドとイギリスの対立は言語の対立でもある。類稀な「声」の持ち主としてのキリアン・マーフィが主人公を担うのはその意味できわめて正当である。 [review] (3819695)[投票(4)]
★4大がかりな戦闘シーンがなくても、戦争が人を、裏切り、憎み、壊してしまうことを突きつける。そして、ストーリーのすべては冒頭のハーリングシーンに集約されている。 [review] (jollyjoker)[投票(1)]
★4青空のシーンがまったく無い。荒涼たる自然、鉛色の空。終始画面全体に漂う鈍重な空気が民族と国家の悲劇をさらに深く印象付ける。 [review] (緑雨)[投票(1)]
★4ケン・ローチ監督らしい作品で、見応えあり。 (RED DANCER)[投票(1)]
★4なんともやりきれない悲劇で、もっと他の方法はなかったのか、いや何があっても他の方法をとるべきだったと思わずにはいられない。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★4愉しいだけでなく、哀しくて悲しい歴史を伝えてくれるのも映画。 ケン・ローチの眼差しは現代社会に必要。 (しゃけはらす)[投票]
★4地味ながらよく出来た映画。 (赤い戦車)[投票]
★4そして、怒りと悲しみが繋がっていく。[アミューズCQN2/SRD] [review] (Yasu)[投票]
★4求めたものは一緒なはずなのに。どうしてこうも「悲劇」になるの?一つの国の「気持ち」を少しだけ知ることができました。 (あちこ)[投票]
★3分離と分身としての兄弟性。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★3この女々しさでは先が思いやられるが、アイルランドは英國からの完全な独立をいつかは果たすだろう、とは思えた。 [review] (G31)[投票(2)]
★3演出が古臭い。人間描写が丹念に描かれておらず、ケン・ローチの興味は歴史上の事実にばかり向けられており、極めて映画的面白みに欠ける。 (牛乳瓶)[投票(2)]
★33本足の犬。さり気なく暴力の香りがして怖いです。 (黒魔羅)[投票(1)]
★3人間の行いの愚かさと痛みと寒々しさで観るのが苦しい。 (Soul Driver)[投票]
★3短髪も似合ってますよ、お嬢さん。74/100 (たろ)[投票]
★2人間性に疑問あり。 [review] (ishou)[投票]
Ratings
5点7人*******
4点37人*************************************
3点19人*******************
2点2人**
1点0人
65人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
● 監督たちの主として映画に対する発言集  (いくけん)[投票(18)]
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