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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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おとなのけんか(2011/仏=独=ポーランド)************

★4子供のケンカにおとなが介入すると、といったいわば自虐劇なんですが、80分という時間、面白い脚本、現代の名俳優、そして洒脱な演出と相まって名品を作ってのけた作品であります。ただし、内容は期待するだけ無駄。文明批評もなにもない。 [review] (セント)[投票(2)]
★4「犬も食わない」という理由がよくわかりました。ロマン・ポランスキー万歳!(2012/08/22) [review] (chokobo)[投票]
★4舞台劇よろしく、画面をやや引き気味に、1人ひとりの言葉や所作、それらへの他者の反応が、周到に計算されつつもさり気なく描き込まれているところや、小道具を使い切ると同時に、その代表たる「携帯」に主役を譲る名優たち。まさに「おとなのえいが」だ。 (ナム太郎)[投票(1)]
★4理屈が感情で勢いづくと、言い分が言いがかりになる。演技巧者が繰り広げる、そんな売り言葉に買い言葉の応酬が可笑しくてしょうがないのは、我々観客が、この深刻な事態の当事者ではなく、ずっと傍観者のままで居続けられるから。それが、ポランスキーの技。 [review] (ぽんしゅう)[投票(10)]
★3巨匠ポランスキーと巧者揃いのキャストが織りなす余裕綽々の密室コメディ。粋な傑作だが、これならわざわざ映画化しなくとも舞台で十分だったのでは・・・とも思う。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4人間(大人)の小ささを描いたスケールの大きな映画。いいぞ!もっとやれ!でも何でポランスキー? [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★3ヴァルツの携帯が鳴るタイミングには笑わせてもらったし、ゲロの破壊力には震えたが、全体に新味なく今更感。四者四様のキャラの裏表は全くもって想定の範囲内。ケミストリーが足りないし、もっと露悪的でいい。ところで、コブラーって何じゃ? (緑雨)[投票]
★5融和と反目を繰り返す4人の順列組み合わせの果てしない錯綜が、中盤以降、アルコールが触媒となり一気に暴走し始めるあたりがポランスキーの面目躍如。それを牽引するジョディの青筋芸と拮抗するケイトのゲロ芸。一方で退く男たちの醸すリアル。 (けにろん)[投票(7)]
★4結婚とは八百長であり親とは演じるものであり人生とは世間体と煩悩の狭間で調子よく折り合いをつけていくことであり、つまるところ我々は皆、自分以外から見ればゴミ屑同然の自意識をつっかえ棒にしながら老いさらばえていく以外にない、虚空の孤独である……なんてな。 (kiona)[投票(2)]