★3 | 喪失の恐怖と性的な物語。視点を変えたら企画物。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★4 | 真実と異なる事実がはびこる事態を描くとき、錯覚や憶測やステレオタイプへの安易な当てはめだけ書いてしまう平凡さからは無縁。守るべきものがそれぞれ異なる人達の事情をブラウン運動さながら描いて見せた筆力はさすが。子供の夏休み帰省映画の脱構築と捉えると、この映画が今日性の最先端の位置に屹立していることがわかる。面倒くさいけど。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | 色々な感想を持てる映画ですが。「視点の違い」で生まれる歪みが一つのテーマなんではと。母親の視点、教師の視点、少年の視点。「視点の違い」で、こんなにも事件の見え方が違うものかと。 [review] (AONI) | [投票] |
★5 | 懸命に向き合っても大人は子供を理解できない時があるし、子供も大人に苦悩を打ち明けられない時がある。複数人の視点から事件を描きながら、最終的にはどこまでも子供に寄り添う是枝。芽生えてしまった新しい感情への戸惑いを子役が見事に表現できてて凄い。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] |
★4 | 是枝の作品って、初期はともかく、最近の10年ほど、交互に秀作、凡作を繰り返している感が私的には感じています。そして今回は○の方です。でも、本作でも愚痴を言いたい、、。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | こうなると、中村獅童や学校のクラスメートたちの目には物事がどのような見え方をしていたのか、そこまでも思いを馳せたくなる。それくらい心をざわつかせるものが、自分にはあった。 [review] (緑雨) | [投票(5)] |
★4 | 「怪物」とはいつだってその時の社会が生み出す異形のもの。「怪物もの」を描くことはそれが生まれたその社会を描くことである。で、やはり是枝作品は社会論となる。
[review] (おーい粗茶) | [投票(5)] |
★3 | 映画が進むに従って物語が魅力的になってゆくが、序盤の苦痛に満ちた時間の解決編となっていないので、スッキリしない。☆3.5点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★4 | 前段の誰が加害者で被害者なのかを問う羅生門叙法が後段の展開に全く寄与しないし、過度に恣意的なキャラ変や掴みきれない底浅キャラたち。そのプラスチックなワールドから2人だけの真実の世界へと全ては放逐されて飛翔する。帳尻なんて最早どうでもいい。 (けにろん) | [投票(4)] |