「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ブリット(1968/米) |
ジャクリーン・ビセット好っきゃー! ワンピースの丈がー! との叫びを虚しくこだまさせつつ、頑固に偏狭に『ダーティハリー』原理主義を貫くのでない限りにおいてはこれだってサンフランシスコの坂をもって立派に「高低」「傾斜」の活劇を組織した映画だ、と云うにやぶさかではない。 [review] (3819695) | [投票(4)] | |
今なお革新的なのが、夜間の空港でのチェイス。離陸前の飛行機を障害物として使う着想がよい。飛行機の強烈なライトのまばゆさとともに忘れ難い。スティーヴ・マックィーンも格好よいが、上司役のサイモン・オークランドのきびきびとした口跡も好きだ。 (ジェリー) | [投票(4)] | |
今思うと結構個性派俳優が顔を揃えています。マックイーンは勿論、やはりジャクリーン・ビセットでしょうね。きれいですもんね。 [review] (chokobo) | [投票] | |
マックィーンほど「乗り物」の似合う男はいなかった。馬、バイク、そして車…。これは彼が「かっこよさとは何か」が分かっていたことの証明だし、そのカリスマ的存在感はいまだに他者の追随を許さない。 (ナム太郎) | [投票(3)] | |
カーアクションではなくカーチェイスの醍醐味。それはダイブやクラッシュや爆発ではなく、追う者と逃げる者が生み出す昂揚感。小技を効かせた市中の鬼ごっこから、郊外の爆走レースへと展開するシンプルで骨太な疾走。これは、あの懐かしき『駅馬車』の興奮。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
現代の目で見るとアクション自体はもっさりした印象受けますが、やっぱりマックィーン格好良い。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
スティーブ・マックィーンはクールで最近の俳優にはないオーラを発している。 (RED DANCER) | [投票] | |
目の覚めるようなカーチェイスを見せてくれたわりに最後はいただけない。製作者曰く、「この映画に構成を期待してはいけない。映像重視の映画」らしい。 [review] (TOMIMORI) | [投票] | |
寡黙すぎるマックイーンからは怒りや執念よりもナルシズムが匂い立ってかなわん気がするし、残念ながらカーチェイスは風化してしまっている。しかし、フレイカー撮影の鋭角的なショットの連続はスタティックな怜悧さを醸し出してやまない。クールだ。 (けにろん) | [投票(2)] |