★5 | 簡素で清潔な画面。ロング・ショットは一切なし。作り物臭さのない美術(特にアデルの住む下宿や本屋) 大仰さを排して映像を邪魔しない音楽。いずれも「完璧」の一言。演出も素晴らしい。犬を情事の部屋から追い出すところや、男装でピンソン中尉を訪ねたアデルをワンカットで収める腕前など舌を巻くほかない出来栄え。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | 手紙の映画。書きながら読み上げる声がオフで入っているシーンの途中で、いきなり喋りだしたりする。手紙を書く、書きながら心の中で読み上げる、また、声に出して読み上げる、そういった手紙を書くという行為のありとあらゆるバリエーションを表出した映画。 [review] (ゑぎ) | [投票(13)] |
★5 | イザベルアジャーニのベスト。愛にと言うか、憑き物に憑かれたと言うか狂ってしまうまでオトコを愛してしまうオンナを演じてしまう。相手は完全無視なのでほとんど一人相撲。そんな嫌なオンナを演じた。 (セント) | [投票(2)] |
★3 | イザベール、イザベール、イザベール、愛しのイザベール。 (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | 今見るとストーカーものなのだが、昔は悲恋ものと言われていた。これも時代の移り変わりによるものか。しかし、この作品でのイザベル・アジャーニの美しさは半端じゃない。アルメンドロスの撮影も完璧だ。 (ナム太郎) | [投票(2)] |
★4 | 女ストーカーの激しくも愚かで悲しい恋 (ボイス母) | [投票(1)] |
★4 | この役に対するアジャーニ自身のコメントが、ちょっと聞いてみたい。 (くたー) | [投票(1)] |
★4 | アルメンドロスの撮影は完璧。イザベル・アジャーニの美しさも素晴らしい。悪夢のシーンはひどい出来だが全体的には一途な恋心をよく描けている。にしてもトリュフォーって出しゃばりだね〜。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | こんなにヒッチコック風味だったとは。観るのが遅すぎた。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 叙情的で随筆的なトリュフォーの特質は強固な物語に引きずり回され神がかり的なアジャーニに身を委ね影を潜めるが、それは、映画史に於ける一つの神話の創造への敬意を思わせる。文豪の娘という設定に従ずる手紙という小道具の生かし方も鍵。 (けにろん) | [投票(1)] |