★4 | リラクシン・サスペンス・コメディ。このファニー・アルダンはとっても魅力的だ。映画は魅力的な女性とささやかな謎さえあれば出来てしまう。雨降る夜や電話ボックスの俯瞰など思わず目を見張るカットも。端正な黒白で車中のアルダンを真正面から撮ったカットはもはやグッド・オールド・ハリウッド。 (3819695) | [投票] |
★4 | 出来はともかく、こんな映画を遺作に持ったトリュフォーは矢張り素晴らしく幸福な作家と云えるだろう。映画自体はヒッチコックの不出来な作品ぐらいのものだが、『暗くなるまでこの恋を』なんかに比べると数段いい。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | これが遺作なんてトリュフォーファンには悲しすぎる。アルダンに捕まってしまったのが身の不幸なのか。女は選ばないとね。 (セント) | [投票] |
★4 | 総じていうなら「足」の映画。本作の登場人物は、巻頭から幕まで自らの「足」でとにかく動き、「足」代わりの車で広範囲に移動する。主人公の事務所の地下からは「足」が見え、お色気のポイントや、ラストまでもが「足」である。 [review] (ナム太郎) | [投票(3)] |
★3 | 地味だけど全体的なクールさがいい。 (buzz) | [投票] |
★4 | 映画としては『隣の女』のほうが素晴らしいと思うが、ファニー・アルダンが活き活きしていたのはこっちのほう。茶目っ気溢れるラストの字幕といい、遺作とは思えない軽さ。何よりあの衣裳は脚フェチには堪りません。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★3 | 思わせぶりな伏線が多いわりにはどれも不発でうまくおちないし、犯人が(観客に)簡単にわかってしまうというのもミステリーとしてどうかと思う。 [review] (tredair) | [投票(1)] |
★3 | 手がかりの発見やプロットの進行は偶然の巡り合わせでなされ、繋がらない編集や眼を開ける死体など意図的な出鱈目さが楽しいっちゃ楽しい。しかしヒッチが好きだというならそれだけでなく、窃視による殺人と揺れる暖簾、電話ボックスの俯瞰などサスペンス醸成、或いはメロドラマ醸成にももっと努力してほしいのだが。真っ向勝負で泣かせてくる部分が欲しい。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | ほんと、トリュフォーって話を見せるのが下手だなあ [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★3 | 下手の横好きでも何本か撮ってれば肩の力が抜けて洒脱なムードが醸成される。トリュフォー米ミステリー翻案もの系譜上の新生面とも言えるこぢんまりしたモノクローム小品。しかし、赤川次郎原作の本邦作と違いアルダンが骨太で今一乗れないのだ。 (けにろん) | [投票(1)] |