★3 | 「ねこ」の、ではなく「吉祥寺」の映画。とりあえずやりたいこと詰め込んでみました的&「町」の固有性を顕揚する態度はヌーヴェルヴァーグの諸作を連想させぬでもないが、素直に見れば空回りの感は否めない。『地下鉄のザジ』な追いかけっこであるとか。小泉今日子はすばらしい。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★3 | 筆の走りすぎがいたるところにあって目をつぶるわけには行かないにしても、猫の越境的行動を描きつつ、人の越境というテーマを点綴するしかけは面白い。登場人物を減らしておちゃらけを薄めれば、この映画の白眉である生と死をめぐる幻想シーンの美しさが際立ったはず。 (ジェリー) | [投票(4)] |
★3 | 犬童一心も監督である。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | 小泉と上野と加瀬と猫、それだけを煮詰め、作為的に滑稽であろうとした演出を省けば見違えるような佳作にも成り得たか。それにしても小泉には驚いた。病院で脱ぎかけの服を慌てて着直す際の可愛さと笑いの絶妙なバランス。またあの喪失感。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★3 | 15年突き進んできた天才漫画家の日常に染みついた自信とアンニュイの混在!今の日本映画界でこの「重量」を体現できるアラフォー女優は小泉今日子をおいて他に無し。上野樹里のナオミの位置づけや感情の描き込みが中途半端で二人が共振しないのが致命傷。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 『メゾン・ド・ヒミコ』の延長線上のテーマ。ニャンダフルとかいう宣伝コピーは即刻やめた方がいい。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |