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青山実花さんのお気に入りコメント(11/19)

2012(2009/米)★3 拡大再生された『日本沈没』的終末への絶望的誘いが支配する中でのLA大崩落の細密画の如きビル断面の部屋部屋の精緻は笑劇的なまでの感銘度であった。が、案の定と言うか…。映画はミニマムに家族の物語に縮小収斂される。このおっさんなーんも変わらんね。 (けにろん)[投票(5)]
理想の女〈ひと〉(2004/英=スペイン=伊=ルクセンブルク=米)★3 スカーレット・ヨハンソン目当てで観てみたが、 [review] (CRIMSON)[投票(1)]
理想の女〈ひと〉(2004/英=スペイン=伊=ルクセンブルク=米)★5 小品ながら傑作。さまざまな仕掛けが満載されており、約90分の上映時間を身動きすら許さぬ高い呪縛度ですごすことができる。正直スカーレット・ヨハンソンは期待の地平線上の演技であるが、ヘレン・ハント は、従来の役柄から飛躍的に逸脱しており、凄みすら感じる 。 (ジェリー)[投票(2)]
チーム・バチスタの栄光(2008/日)★3 医療従事者一家(祖父歯科医、伯父三名医師、故父医師、従兄妹二名医師、四名歯科医、二名薬剤師)としては大変興味深く見れました。安部寛って素敵だし、オチも意外性が有って良かったです。でも… [review] (りかちゅ)[投票(3)]
フィッシュストーリー(2009/日)★4 無理矢理な辻褄あわせが鼻に付く、というかわざわざ繋げなくとも良いくらい結構まとまっている。意外と豪華な配役だし、物語はなかなかイケているし、多部を初めて可愛いと思えたし。バンドボーカルのつぶやきはちょっとグッと来た。お客さんは入らなかったかも知れないが、見過ごすには惜しい秀作。 (tkcrows)[投票(1)]
あいつと私(1961/日)★4 いかにも当時の日活らしい5人の女子大生の口先だけの性解放や、左右両方から反発があったであろう安保闘争の扱いや進歩的婦人轟夕起子への賛美が今となっては微笑ましい。セリフが少なく目だなないがクリスチャン女子大生高田敏江の存在が効いている。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
チェイサー(2008/韓国)★3 所々強引な展開に「なにぃ!?」というそりゃないだろ感が湧いてきたし、追跡者としての落とし前も微妙な線。但し、全編を貫く主人公及び映像自体のソウル(魂&韓国)フルな熱気は是非邦画にも欲しいところ。もう少し犯人の異常っぷりやバックボーンに深度があれば更に良かったと思うし、何とも言えない徒労感にも磨きがかかっただろう。 (クワドラAS)[投票(2)]
2012(2009/米)★3 作品があまりに楽観的すぎだとか、評論家はわかっちゃいないのさ。(ジャクソン・カーティス) [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009/米)★4 ファンではないけど、マイケルの偉大さはわかっていたつもりだった。ただ最近は、ライブをやるなんて聞いても「そっか〜、借金もあるらしいし大変だな〜」というぐらいの気持ちだった。しかし・・・ [review] (カルヤ)[投票(1)]
なくもんか(2009/日)★4 笑いとは、泣かせとはそもそも暴力的なものだ。だからやり過ぎという言葉は当たらない。過剰さをひた走る阿部サダヲの芸は活き、本来お笑いに向かない瑛太のシロウト臭い演芸は過剰さによって相殺される。 [review] (水那岐)[投票(3)]
洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)★5 お父ちゃんに買って貰ったオモチャの刀が川に流れて行ってしまう。この狭い土地で起きた僅かな時間と出来事など、何事も無かったかのように流れて行く。人生は非常で無常であるが、かつ希望もその流れの先にある。そんなナチュラル感が堪らなく良い。 (sawa:38)[投票(5)]
洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)★4 三橋達也が本当に情けなくて素晴らしい。人生なんて、前に進んでるつもりでも実は同じ場所をグルグル回ってるだけだったりするんだろう・・・それをポジティブに受け入れるかのようなラストの爽快さ。ジメジメしない、カラッとした人生観に嬉しくなった。 (太陽と戦慄)[投票(3)]
洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)★4 轟夕紀子新珠三千代が際だっている。黒澤のダイナミックさと成瀬の繊細さを併せ持つ、といえば言い過ぎだろうか。 (ゑぎ)[投票(5)]
洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)★4 てんでだらしない役立たずの男に、ついついついていってしまう馬鹿な女。でも、あの頃は何処かにそんな奴らの居場所はあった。人間のどうしようもない愚かさが腸ににじみいる。轟夕起子の人情の匂いは砂漠のオアシスか。 (水那岐)[投票(3)]
洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)★5 虚無とか不毛とか殊更に言わずとも地に足をついたアンチドラマチックな日常のドラマを描きながら例えようの無い無常感が滲み出ている。ちんけな憐憫も同情も拒絶したそれは川島が狙ったものではなく本質的な諦念に根差しているらしい。クールと思う。 (けにろん)[投票(8)]
洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)★4 どんなにいい加減な生き方でも人生は続いていくものなんだなあ。 [review] (ハム)[投票(6)]
洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)★4 色町の入り口といい、河っ縁といい、雨といい、頻出する小道具としての暖簾といい、映画的抒情をかき立てずには居られない魅力的設定の中で、人物を一刷毛の水彩で描いたような簡潔さが魅力。テーマの持つどろどろ感と表現方法の距離感が今もクールだ。 (ジェリー)[投票(8)]
男はつらいよ(1969/日)★4 ネクタイ姿の寅次郎。戻れない男の苦悩。 [review] (ぽんしゅう)[投票(7)]
地球が静止する日(2008/米)★2 つまらん!!(09.11.17) [review] (ババロアミルク)[投票(2)]
家族(1970/日)★3 列島を縦断するだけで犠牲にせざるを得ないものがあったが、一方計り知れない希望もあった。清潔や安全と引き替えにユートピア幻想が崩壊した今、時代の記録として感慨を覚えるが、ただ机上の設計を旨とする山田にロードムービーは向いてない。 (けにろん)[投票(3)]