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青山実花さんのお気に入りコメント(1/19)

ハッシュ!(2001/日)★3 何も未だ起こらない前半は良い。しかし、主人公達が心の奥底を曝け出す筈の中盤以降も秋野暢子の役にやけに露悪的な力点を置いたりして焦点ボケだし起爆剤としてのつぐみの役がこなれてなく唐突。そんななか片岡礼子も感情の波を御しかねている。 (けにろん)[投票(1)]
洲崎パラダイス 赤信号(1956/日)★5 一線を越えないことのバランス感が見事だ。 [review] (ロープブレーク)[投票(3)]
サスペリア(1977/伊)★3 よく解らない魅力を持つ映画である。恐怖映画として宣伝していたわりには怖くないし、美男美女の俳優が出てくるわけでもない。それなのに、見ている間中、先を見たくなっているのだ。先が読めない脚本(破綻しているとも言う)と、赤や青などを用いた舞台調の照明効果や音楽や何やかやが、クセになるような魅力を持っている。 [review] (ロープブレーク)[投票(2)]
ランボー3 怒りのアフガン(1988/米)★3 ワンマンアーミーの語源ってこの映画でしょ。 [review] (G31)[投票(1)]
悪人(2010/日)★1 既視感に襲われる手垢のついた犯罪メロドラマ。テーマは分かるにしても、がさつな神経による安手な人物造形で、つまらないことこの上ない。見せられているのは人間ではなく、「マスメディア報道の裏に潜んでいる人間の真実の姿」というステレオタイプであった。 (ジェリー)[投票(4)]
チェイサー(2008/韓国)★4 たぶん日本人の受忍限度を超えてると思う。 [review] (おーい粗茶)[投票(1)]
巴里のアメリカ人(1951/米)★4 ケリーの鮮やかな部屋での段取り芝居からカフェでのレヴァントゲタリとの競演まで序盤は異業種交流の華やぎ。だが押して押しまくりのラブアタックが成就する過程はキャロンの心の揺らぎが描写不足。18分のダンスでそれが補えたかは疑問。 (けにろん)[投票(1)]
黒い樹海(1960/日)★2 こんなデキの悪い清張作品は初めて。 ここまで酷い筈がないのを原作で確認したくなった。 [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
図鑑に載ってない虫(2007/日)★3 真正面から見たら損をする。それなりにビッグネームの役者たちが大真面目に妙ちきりんなことをワチャワチャやってる、それを楽しめばいいだけ。ただし疲れている時に観てはいけない。 (ダリア)[投票(1)]
ブギーナイツ(1997/米)★3 フィルムの質感や撮り方或いはレイノルズ筆頭のクスブリ感満載の役者陣など70年代洋ピン業界のチープなテイストがダダ漏れてるが、そもそもこんなものにノスタルジーなんて感じたくもない思いが障壁となる。業界栄枯盛衰ものとしての新規軸は希薄だ。 (けにろん)[投票(1)]
マルタの鷹(1941/米)★4 垂れ目のファムファタールメアリー・アスターを斬って棄てるハードさがたまらない。鷹の彫像をめぐる彼是はさしたる面白味もないが3人の男たちのバラけたキャラ立ちもグリーンストリートの重みが楔となり際立つ。限定舞台の制約を吹き飛ばす男騒ぎ。 (けにろん)[投票(1)]
インセプション(2010/米)★3 この作品が続く作品に影響を与えたのは、テーマではなく映像表現だったってことが、この作品の妥当な評価なんじゃないでしょうか。 [review] (ロープブレーク)[投票(3)]
桃色の店(1940/米)★5 朝、店の前。三々五々に集まる店員たち。最後に社長が出社。何げない会話や振る舞いに、それぞれのキャラと関係性がのぞく見事な開巻。そこから始まるのは小さな活劇、疑心暗鬼の心理劇、集う人々の群像劇、恋心を修復する会話劇。なんとも緻密で巧みな脚本と演出。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
2012(2009/米)★4 太陽の紅炎を出たニュートリノが変異し、地球の核と反応、温度が上昇する。何それ。温室ガスの削減とか意味ねーと。そこ好み。 [review] (G31)[投票(2)]
男はつらいよ 旅と女と寅次郎(1983/日)★4 庶民版『ローマの休日』めいた御伽話が、鄙びた民宿2階部屋で素をさらけ出した都はるみが浴衣姿で寅との間合いをつめるリアリズムで地に足がつく。寅屋縁側でのアンコ椿の華やぎの裏で哀惜かみしめる寅とさくら。シリーズ稀に見る楽曲使用による外連味。 (けにろん)[投票(3)]
男はつらいよ 寅次郎春の夢(1979/日)★4 寅バッタもんでなく巧緻な合せ鏡エデルマンの佇まいが良い。巨躯を折り曲げ京都鴨川架橋を行く寂寥。同時進行する2つの恋は予定通りの顛末だが寅屋2階での2人のリアクションはシリーズ上位のリリシズムと思う。上野高架下での別れもハードボイルド。 (けにろん)[投票(3)]
桃色の店(1940/米)★5 なんてほのぼのと優しい映画なのだろう!長身の、そして実直を絵にかいたようなジェームズ・スチュワートありきの作品だ。本音と飾った自分がいるからこそ、目の前の人物を受け入れよう。ほんわか温かな気持ちになる。 [review] (jollyjoker)[投票(2)]
レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで(2008/米)★3 青々とした森や白い家、明るいキッチンに対して、キャストの心の内はフランクディカプリオのベッドルームのような暗い影が充満している。夫婦や隣人のみせかけの人生と、心を患ったジョンマイケル・シャノンの対比が秀逸。 [review] (jollyjoker)[投票(1)]
マルタの鷹(1941/米)★3 ハンフリー・ボガートの声が好きではない。ダミ声でもなく平べったくもないのだが、なんか軽いオトコに感じられるから。残念すぎる。 [review] (jollyjoker)[投票(2)]
Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007/英=仏=独=米)★5 Beanワールド満載でありつつ、TVシリーズよりもしつこさが減っているので、肩の力を抜いて笑うには最適。唐突なストーリー展開と、キャラの濃い出演者は好き嫌いが分かれるところ。ウェイター役のジャン・ロシュフォールの押し出しの強さは嫌いじゃないが。 (irodori)[投票(1)]