シーチキンさんのコメント: 点数順
蝉しぐれ(2005/日) | 美しい風景と丁寧で本格的な美術・小道具などは、何人かの場違いな役者を十分フォローし、本来なら時代劇としての格をあげるものなのだが、ドラマがあまりにお粗末すぎて一本の映画としての完成度を大きく損なっている。なんとももったいない。 [review] | [投票(2)] | |
PLANET OF THE APES/猿の惑星(2001/米) | オリジナルから33年。「猿の惑星」の住人たちは、確かに、「ああ、猿の惑星の住人たちだ」と思わせるほど、猿(尻尾のないエイプね)の行動を引き継いでいた。 [review] | [投票(2)] | |
地獄に堕ちた勇者ども(1969/伊=独=スイス) | 「あなたはナチズムがなんたるかを理解していない」という台詞があったが、私にもこの映画では、ナチズムがなんたるかは、よくわからんかったなあ。ただ、悲惨で陰湿な描写を通じて「地獄に堕ちた」ような退廃極まる印象が残った。 | [投票(2)] | |
レリック(1997/米) | 胸あきドレスを着た巨乳の市長夫人ってのはどうしたんだ。B級ならB級らしくブルンブルンのサービスをせんとあかんよ。 | [投票(2)] | |
E.T.(1982/米) | 「宇宙人」とせずに「地球外生物」としたところがミソなんだろうけどなあ。「高度な宇宙船に乗ってはるばる地球までやってくるようなものが、あんな格好してるかあ?」と思うかどうかが、分かれ目かなあ。 | [投票(2)] | |
三大怪獣 地球最大の決戦(1964/日) | まるで子どもの国にさまよいこんだ大人のようだったキングギドラ。 [review] | [投票(2)] | |
スターゲイト(1994/米=仏) | 優れた発想、アイディアはSFの命であり、核心でもあるのだが、それだけでは「優れたSF」たりえない、ということを実地で示した映画。 | [投票(2)] | |
ロボコップ2(1990/米) | 本筋のストーリーよりも、合間合間に出てくる未来社会のCMの方がよっぽどか、おもしろかった。 | [投票(2)] | |
VESPER/ヴェスパー(2022/仏=リトアニア=ベルギー) | ありきたりな物語だが、それなりの工夫はある。しかし、わくわく感、インパクトと言ったものがないというのは致命的だと思う。 [review] | [投票(1)] | |
アステロイド・シティ(2023/米) | ちょっと凝った劇構成は、凝りすぎと思う。その分、いろんな役者が登場してくるので、ちょっとした驚きがあって、まあ楽しめるが。劇中劇という形で本編(?)が進むが、スカーレット・ヨハンソンの魅力と存在感は圧倒的で、その点は満足できた。 | [投票(1)] | |
658km、陽子の旅(2022/日) | 「菊池凛子はこれが素じゃないの」と思わせるだけの演技は確かにすごいと思う。ただ、自分は、こういう人は苦手だなあ、関わりたくないなあ、というのが率直なところで、私には合わない映画ということだと思う。 [review] | [投票(1)] | |
嘘八百 なにわ夢の陣(2023/日) | シリーズの悪い面での馴れ合いが出て、ベタで無茶で、筋の通らないというか、辻褄のあわないところもあって、とても3点はつけられないが、気楽で楽しげな雰囲気は嫌いになれない。もし次があればやはり観にいくと思う。 | [投票(1)] | |
悪の偶像(2019/韓国) | サスペンスというよりちょっとしたホラーという感じ。人が罪の闇に覆われた世界に足を踏み入れるのはどんな時か、そしてその世界には、最初から棲んでいるものもあるんだろう、という不気味さは感じさせるのだがなあ。 [review] | [投票(1)] | |
バイオハザードV リトリビューション(2012/米=カナダ=独) | CGとか既存のアイディアをフルに活用して、「もはや何でもアリ、の世界だ」と開き直られてしまっては映画とは言えないと思うのだが。 | [投票(1)] | |
聖の青春(2016/日) | エンドクレジットの最後に「聖の青春」を元にしたフィクションとはっきり出ているので、創作があるのはよい。ただ現実に存在し生命の限りをひしひしと感じながら将棋にひたすら打ち込んだ村山聖の、いつまでも心に残る生き様を描くには物足りないものがある。 [review] | [投票(1)] | |
ディーパンの闘い(2015/仏) | 悪い映画ではないと思うが、私にはバランスが悪すぎてあわないんだろう。 [review] | [投票(1)] | |
キリング・ショット(2012/米) | タランティーノとガイ・リッチーを足して「6」で割ったような映画。とりわけ前半はわかりにくくて、くどくてどうにもパッとしない。ブルース・ウィリス登場で後半はやや雰囲気は持ち直したが、それだけでしかない。 | [投票(1)] | |
ストーン(2010/米) | 「信仰」又は「自己啓発」が本作のテーマだったのだろうか?少なくともクライム・サスペンスには見えなかったし、何のつもりなのかもさっぱりわからなかった。 [review] | [投票(1)] | |
ゴールデンスランバー(2010/日) | それぞれの役者の持ち味をよく生かしているし、若干わかりづらい所もあるがテンポもいい。しかし果敢な挑戦をハナから放棄した本作には、負け犬根性が染みついている。 [review] | [投票(1)] | |
インフォーマント!(2009/米) | 本来、「自由競争」にとって大罪となることを題材にしながら、それを面白おかしければよいと、のんべんだらりと描いた映画。 [review] | [投票(1)] |