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シーチキンさんのコメント: 点数順

★3グッドナイト&グッドラック(2005/日=仏=英=米)エド・マローというTVキャスターがいたという事実がアメリカの現代史にはあった、ということを、今、言うべきだとする製作者の意図は、抑制されたドラマによってかえって強調されていたのではないだろうか。 [review][投票(2)]
★3イーオン・フラックス(2005/米)最新技術を使った最新SFなのだが、本質的には、それらしいデザインをふんだんに見せることによって未来社会を構成するという古典的な手法を使ったSF映画。 [review][投票(2)]
★3バットマン(1989/米)ジャック・ニコルソンにあわせてつくられた世界であり、彼のために主人公が存在する、と思われた。[投票(2)]
★3ステルス(2005/米)本格SF航空機アクション映画かと思って見に行ったら全然違った。古典的なドラマや、唐突で意味のないセクシー水着のサービスシーンなど、金こそかかっているが、まぎれもないB級映画(C級に近いけど)。 [review][投票(2)]
★3ザ・ロック(1996/米)エド・ハリスショーン・コネリーニコラス・ケイジ。この役者の魅力の順番を無理に変えようとしているから、おかしくなっている。[投票(2)]
★3ソイレント・グリーン(1973/米)近未来社会なのにガンアクションはまるで西部劇のそれみたいだったが、テクノロジーの進化によるのでなく、システムの変化による未来社会像の描き方は今見ても古びた感じはしない。 [review][投票(2)]
★3ラッシュアワー2(2001/米)素っ裸に新聞紙とかを巻きつけて道路を走るジャッキー・チェンはえらい。年のこととか、俳優としての貫禄がどうこうとか、いっさい気にしない懐の深さは、彼を魅力的な役者にしている。[投票(2)]
★3独立愚連隊(1959/日)西部劇風味やらミステリー仕立てやら取り入れて、まるでハリウッド戦争映画のような内容なんだか、そう単純にはいかないのが喜八流か。 [review][投票(2)]
★3ピエロの赤い鼻(2003/仏)話にリアリティがない、というのは「映画として寓話的に描いている」ということでまだ理解できるが、しかし、それではいったいこれは、寓話を通して何を語ろうとしているのかがよくわからない。 [review][投票(2)]
★3スパイダーマン(2002/米)いきなりの土砂降りの雨の中、シャツ一枚でずぶ濡れになるキルスティン・ダンスト。「B級SF映画」の刻印はこんなところに刻まれていた。[投票(2)]
★3ロサンゼルス(1982/米)チャールズ・ブロンソンほど製図板が似合わない設計技師はいないと思うのだが。[投票(2)]
★3金融腐蝕列島 呪縛(1999/日)がんばっているがリアリティがない。なぜなら「腐蝕」した銀行を救ったのは、「ミドル」たちではなく、巨額の税金を放り込んだ政府なのだから。結果的には、「ビジネスマン」たちのただの自己満足を描いただけ。 [review][投票(2)]
★3浪人街(1957/日)赤牛が劇中何度も唄う小唄というか即興の詩吟はなかなかのもので、昔の役者さんはこういう芸はしっかりできていたのだなあと再認識した。しかし、全体としてはまとまりのない話になっている。 [review][投票(2)]
★3アナライズ・ミー(1999/米)肩もこらずに気楽に楽しめた。ギャグもくどくなくてよい。特に最後のマフィアの幹部会議が好きだ。またこれを見ると、マフィアといえばコッポラの『ゴッドファーザー』、というのが如何に浸透しているか、よくわかる。[投票(2)]
★3シュレック2(2004/米)「おっ」と思わせてからオチをつける、この基本テクニックにたちかえったオーソドックスなスタイルは、見ていてほっとさせる。いくつかの映画のパロディもよかったが、それをサントラでも上手にまとめていて、ミュージカルめいた演出も楽しめた。 [review][投票(2)]
★3遠い空の向こうに(1999/米)「現実」をベースにした映画の割にはリアリティがなさ過ぎる。特に「炭鉱産業」の描き方がズサンだから、クリス・クーパーが薄っぺらに見える。 [review][投票(2)]
★3壬生義士伝(2002/日)サービス過剰でいささか辟易する。時代劇としてみても中途半端な感じ。ただ思わぬ拾い物は佐藤浩市の殺陣と芝居。いかにも人斬り狼、という風情を漂わせ、しかもその殺陣は、まさに人を斬る殺陣だった。 [review][投票(2)]
★3ダーティハリー2(1973/米)若いイーストウッドだが、やはり貫禄があるなあ。ただ、最後の見せ場が少し手抜きじゃないだろうか? [review][投票(2)]
★3羅生門(1950/日)斬新な表現方法が使われていたのだろう、ってことはなんとなくわかった。ただ見ている時から、「なぜこの映画が『羅生門』というタイトルなのだろう?」という疑問が頭から離れなくて、今一歩、集中しきれなかった。 [review][投票(2)]
★3マッドマックス(1979/豪)公開当時の口コミ風のウリは、過激なカースタントで実際に死者が出たシーンも使われている、というものだった。当時見た時は、「あれは死んでるな」とも思えたが、今見ると、なんか怪しい。[投票(2)]