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緑雨さんのコメント: 更新順

★2リトル・ミス・サンシャイン(2006/米)あまり好きになれない。最初の食卓でのシーンからクライマックスのダンスまで、すべてが作りすぎ、狙いすぎに思えてしまう。キャラクタも分かりやすすぎる。BGMのセンスと黄色いミニバスの押し乗りはいいと思うけど。 [review][投票(3)]
★2ホテル・ルワンダ(2004/伊=英=南アフリカ)このような悲惨な現実を映画によって世界に知らしめることの意義はもちろん了解するが、作品としては首をかしげる出来。 [review][投票(3)]
★3それでもボクはやってない(2007/日)一切の脇目も振らず、「人質司法への憤り」という軸足から一歩も足を踏み外さない。ここまで徹頭徹尾シングル・イシュー化された映画ってちょっと他に例を見ないんじゃないだろうか。 [review][投票(5)]
★4ユナイテッド93(2006/仏=英=米)いつもと変わらない朝を迎えごく平凡な一日になるはずだった「その日」、最初はほんの些細なことのように感じられた違和感が、困惑と混乱に、そして未曾有の大惨事へとエスカレートしていく様。その緊迫感と切実さに画面から目が離せなくなる。 [review][投票(2)]
★4ビフォア・サンセット(2004/米)心地よいBGMを背にパリの街並みをただ通行人が行き交う風景ショットをつなぐオープニングから映画の世界に惹き込まれ、天恵のように訪れた突然の再会に高揚感が昂っていく。 [review][投票(3)]
★3トゥモロー・ワールド(2006/米)出てきたばかりのコーヒーショップが爆破されたり、通勤電車の窓が強化ガラスでそこにガンガン投石されたり…という恐ろしげな身近さを感じる世界構築は佳い。が、人間が生殖能力を喪ったということとその荒んだ世界観とのリンケージがうまく腹に落ちない。 [review][投票(2)]
★4ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007/米)ストリングス中心の不穏なBGMに心搔き乱され、噴き出す油とガスと、天に昇る火柱と黒煙に背徳の美を感じる。主人公の行動がサディスティックだが、こういう主人公を造形すること自体がもっとサディスティック。 [review][投票(8)]
★4ブラッド・ダイヤモンド(2006/米)これがコンフリクト・ダイヤモンドの、そしてアフリカの現実を正確に伝えているとはもちろん思わないが、映画としての「説得力」を十分に有した作品であるとは言えると思う。 [review][投票(1)]
★3太陽(2005/露=伊=仏=スイス)キリスト教世界の制作陣が「現人神がある日突然人間に為る」というエキゾチシズムに対して興味津々なのはよく伝わってきた。が、それ以上のものがあったのかは疑問。 [review][投票(3)]
★4グエムル 漢江の怪物(2006/韓国)序盤のカタストロフィ場面での空間構成力が素晴らしすぎる。あれだけのだだっ広いエリアを縦横無尽に駆け巡る怪物、逃げ惑う人々を、計算され尽したアングル、被写体距離を駆使して捉えるカメラワーク。映画史に刻むべき名映像。 [review][投票(7)]
★3エリザベスタウン(2005/米)プロット構成のユニークさと云い、これでもかと趣味丸出しで押し付けてくるBGMと云い、主演二人のスター性で辛うじてメジャー映画の体裁を保ってはいるものの、一般受けをハナから狙わず完全に趣味で作った映画、という印象。 [review][投票]
★3ダイ・ハード4.0(2007/米)諸作からの借用を寄せ集めた感は免れないものの、アナログ派肉弾オヤジ/デジタル派虚弱オタクの相互補完、という軸が一貫してぶれていない分最後まで飽きさせない。 [review][投票(2)]
★3かもめ食堂(2005/日)小林聡美の作る料理はどうしてあんなにも美味しそうに見えるのか。 [review][投票(4)]
★3ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007/日)昭和33年を静的に切り取った前作に対して、過去との関係性で昭和34年における時間感覚を動的に浮かび上がらせた続編。 [review][投票(3)]
★3ALWAYS 三丁目の夕日(2005/日)オープニングから暫くBGMが鳴りっぱなしなのが気になって気になって… [review][投票(4)]
★4クラッシュ(2005/米=独)「衝突(クラッシュ)」を描いた映画だけに、人と人との衝突、すなわち口論のシーンの出来栄えがどれも素晴らしい。 [review][投票]
★5プラネット・テラー in グラインドハウス(2007/米)こういうの大好き。現代アメリカ版『七人の侍』エログロ風味。 [review][投票(1)]
★3ノーカントリー(2007/米)肩透かされまくりでお預け喰らった感じ。奥歯にものがはさまったような。 [review][投票(2)]
★3ブロークバック・マウンテン(2005/米)あえて伝わりづらい”愛”を描き、”大っぴらに言えない”生き様を表現する。 [review][投票(2)]
★4パッチギ!(2004/日)第一に登場人物(役者)たちの放つ輝き、第二にフォークルの音楽をはじめ数々のガジェットが表現する時代感、第三に観光地ではなく生活地としての新鮮な顔を見せる京都の町。これらの圧倒的魅力が、このベタな直球勝負を勝ち戦へと押し上げている。 [review][投票(1)]