直人さんのコメント: 更新順
日の名残り(1993/英=米) | ストーリーその物を表すように静謐な演出と、淡々とした脚本。こんなにも静かなのに、こんなにも壮絶で濃密なのは演出も然る事ながら、役者の腕による所が大きい。役者が下手だったら、ただダラダラしてるようにしか見えないだろうし。['07.3.9DVD] [review] | [投票(4)] | |
二百三高地(1980/日) | とりあえず見て驚くのは、CGを一切使っていない事。作られた時代を考えたら当たり前だが、戦闘シーンや爆破なんかが全て本当にやってるという事。それだけでも「金かけてんなぁ」と思う。仲代達矢、丹波哲郎が、共に重厚で素晴らしい。若手ではあおい輝彦と紅一点夏目雅子が好演。ってか…['07.3.9VIDEO] [review] | [投票] | |
大日本帝国(1982/日) | 同じ脚本家、監督で、戦争を描いてる3時間の大作という意味で、『二百三高地』と何となくセットなイメージ。日露戦争を扱っている『二百三高地』よりも、太平洋戦争を扱っているので何となく身近で分かりやすい。['07.3.9DVD] [review] | [投票] | |
銀河鉄道999(1979/日) | 原作もTVアニメも見てたから、懐かしい。TV版のダイジェストでもあり、キャプテン・ハ−ロックやエメラルダスといったキャラも出てきて、松本零士の集大成的な内容。ただ盛り込みすぎで、TV版や松本零士作品のファンでないと、意味が分からない所があるんじゃないだろうか?とは言え、終盤の盛り上がりと大団円のラストは、さすがに素晴らしい。['07.3.8VIDEO] | [投票] | |
トイレット部長(1961/日) | 東宝はやっぱり、こーゆーサラリーマン喜劇はお手の物。池部良も、初めて上手いと思った。この人のコメディを、もっと見たいなぁ。淡路恵子の専業主婦ってのは、ちょっと色っぽ過ぎるが似合ってる。若い時の浜美枝って、タヌキみたいな顔してるな。久保晶も男前だし、子役の島津雅彦も好演だしカワイイ。沢村貞子、森光子も上手い。['07.2.27新文芸坐] | [投票] | |
同じ月を見ている(2005/日) | 脚本や演出は、はっきり言ってダメダメ。火事・逮捕・終盤の移植のくだりは今イチ意味不明だし、ヤクザのくだりは安易。せっかくの良いシーンなのに、コントのようで失笑な合成シーンもイラつく。['07.3.7DVD] [review] | [投票(2)] | |
カンバセーション…盗聴…(1974/米) | 本題に入るまでが、ダラダラと長い。このダラダラ感を楽しむ映画だろうが。終盤〜ラストの無機質な恐怖感と孤独感は、ちょっと面白い。あと、音楽は素晴らしい。['07.3.6DVD] | [投票] | |
億万長者(1954/日) | この頃の市川崑のブラックユーモア溢れる風刺コメディは、鬼気迫るほどの不気味さと勢いがあって面白い。今、こんなのが新作で現れたらたまげるな。橋田脚本並のセリフの多さなのに、喋るスピードはおよそ2倍。['07.3.6DVD] [review] | [投票(1)] | |
キネマの天地(1986/日) | 今まで見ようと思いながら、何となく見逃してきた作品。う〜ん、もっと早く見れば良かった。['07.3.5DVD] [review] | [投票(1)] | |
フラガール(2006/日) | 東北を舞台に女の子たちが何かに打ち込むというどっかで見たようなテーマだし、大ベタな展開だし、「え、そこ、それで済ましちゃうの?」って所もあるが、もう泣けて泣けて。何より役者が、本気でぶつかっている事が伝わってくる。['07.3.3シネマスクエアとうきゅう] [review] | [投票(5)] | |
悪魔が呼んでいる(1970/日) | ストーリーを読んで、“ミステリー”“サスペンス”“スリラー”と思った、そこのアナタ。まだまだね。これは、そういったジャンルの名を借りた、“ナンセンスコメディ”なのです。['07.3.3ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] | [投票] | |
大停電の夜に(2005/日) | 12人の男女の話があちこち交錯して進んでいくのは面白いし、役者がいっぱい見れて幕の内弁当のようで得してるような、でも一つ一つのエピソードが物足りなくて損しているような…。かと言って、掘り下げて描いて欲しいようなエピソードも特に無い。笑['07.3.2DVD] [review] | [投票(1)] | |
ア・フュー・グッドメン(1992/米) | 法的劇はともかく、軍法会議物って初めて観るかも。当時大人気の若手俳優の共演に、大御所が脇を固めるという配役で、何となく毛嫌いしてた作品。もっと早く見れば良かった。['07.3.2DVD] [review] | [投票(1)] | |
タクシードライバー(1976/米) | 都会の虚無感と孤独感を表現してて秀逸。正常と狂気、正義と悪を、表裏一体の曖昧な感じで描いている所もしたたか。段々と狂気を増していくロバート・デ・ニーロも怖過ぎで、さすがに上手い。それが面白かどうかは、微妙だが。['07.3.2DVD] | [投票(1)] | |
ええじゃないか(1981/日) | まずビックリするのは、桃井かおり・緒形拳・(当時の)草刈正雄を差し置いて、トップクレジットが泉谷しげるだという事。この時代でも、そんな人気あったか?それだけでも、「さすが今村」と思ってしまう。が、内容は…['07.3.1DVD] [review] | [投票(4)] | |
ディパーテッド(2006/米) | 監督にもよるだろうが、国が変わると随分感じが変わるもんだなぁ。['07.3.1MOVIX柏の葉] [review] | [投票] | |
ドリームガールズ(2006/米) | まず率直に言えば面白いし、ミュージカルの醍醐味に溢れた思わず体が動いてしまうような名曲揃いの作品。去年観たミュージカル映画が「RENT」「プロデューサーズ」と大駄作が続いたから、ただただ嬉しい。とりあえずオネエさん達は、女装したくなる事、必至!!笑['07.3.1MOVIX柏の葉] [review] | [投票(4)] | |
悪魔の手毬唄(1961/日) | 健さんが金田一耕助を演じる衝撃の企画!!['07.2.27ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] | [投票(1)] | |
不連続殺人事件(1977/日) | 29人もの男女が豪邸という閉ざされた空間で蠢く物語といえば面白そうだが…['07.2.27ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] | [投票] | |
乾いた花(1964/日) | 松竹ヌーベルバーグの初期によくあった「だから、何が言いたいんだ」的作品。見所なし。池部良もいつもと同じ演技だし、加賀まりこもダイコン。杉浦直樹が髪あるの初めて見た。['07.2.27新文芸坐] | [投票] |