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直人さんのコメント: 投票数順

★4黒い十人の女(1961/日)最初から最後まで全てがオシャレ。岸恵子山本富士子が「女優とは庶民には手の届かない美しさが無ければいけない」と今の映画界に喝を入れている気がする。[投票(9)]
★5疑惑(1982/日)脚本・演出・音楽・撮影・俳優、全て完璧。野村芳太郎最後の輝き。そして桃井の前に桃井無し、桃井の後にも桃井無し。 [投票(9)]
★3メゾン・ド・ヒミコ(2005/日)ノンケ(ゲイでは無い人)から見たら、この作品がリアルなのかリアルじゃないのか、所詮分かりませんよね。ノンケとゲイは、陸の生物と、海の生物のようなもの。陸の生物が魚に「陸で生きろ。皆そうしてるんだから。」と言っても無理なのと一緒。陸の生物に、海の生物の気持ちは分からないのです。['05.10.2MOVIX京都] [review][投票(8)]
★3バベル(2006/仏=米=メキシコ)登場人物がバカばっかりでイライラするが、2時間半目が離せないだけの迫力があるのも事実。ってか、諸悪の根源は日本と言いたいのか?['07.5.20MOVIX亀有] [review][投票(7)]
★5それでもボクはやってない(2007/日)これを傑作と言わずして、この先、日本映画に傑作が生まれる日が来るのか?['07.2.1MOVIX亀有] [review][投票(7)]
★3どろろ(2007/日)原作の描くべき所をちゃんと描き、省くべき所をテンポ良くコミカルに流していて上手くまとめているし、ラストを原作と変える事によって物語としては格段に映画らしくなってはいる。['07.1.28MOVIX亀有] [review][投票(7)]
★5かもめ食堂(2005/日)前二作の失敗で学んだ荻上直子は、遂に独特の世界観を構築する事に成功している。['06.5.6京都シネマ] [review][投票(7)]
★4武士の一分(2006/日)前半はいつも通りのキムタク節で相変わらず張っ倒したくなる演技だが、失明してからの中盤以降は予想以上。もっと言ってしまえば、「素晴らしい」と言っても過言ではない。['07.2.1MOVIX亀有] [review][投票(6)]
★4秋日和(1960/日)原節子って「清純」って言われてるが、そう見えないんだよね。むしろ気が強くてふてぶてしそうに見える。でも、かつて嫁ぐ役を演じてた原節子が、娘を嫁がせて寂しさに涙するなんて役を演じてる姿は、感慨深くて何とも言えない。上手いなぁ。 [review][投票(6)]
★4ぼんち(1960/日)京マチ子の柔らかさ、若尾文子のなまめかしさ、越路吹雪のバタ臭さ、山田五十鈴の巧さ、中村玉緒の可愛らしさ、草笛光子のつややかさ、毛利菊枝の凛々しさ。これが分かるようになったら一人前の大人です。[投票(6)]
★3ボルベール 帰郷(2006/スペイン)3部作の前2作も偶然に近い形で映画館で見ているが、“面白い!”ってのとはまた違う心にズシンと響く作品だったなぁ。薄々感づいてはいたが、今回の作品を見て確信。アルモドバル作品って、好きだ。['07.11.9新文芸坐] [review][投票(5)]
★4舞妓Haaaan!!!(2007/日)舞妓の映画と聞いて、『SAYURI』とか『さくらん』といったウンコみたいな芸者映画を見てしまったせいで「どうせ」とか、予告を見る限り「『真夜中の弥次さん喜多さん』、『恋の門』観たいな感じ?あーゆーテンションって、疲れるし食傷気味なんだよね」とか思って、まったく期待してなかった自分を反省。やっぱ、見てから判断しないとダメだなぁ。['07.9.23新文芸坐] [review][投票(5)]
★3下町の太陽(1963/日)「下町の太陽」なんて、明るいタイトルとは裏腹な作品。['07.5.14DVD] [review][投票(5)]
★4フラガール(2006/日)東北を舞台に女の子たちが何かに打ち込むというどっかで見たようなテーマだし、大ベタな展開だし、「え、そこ、それで済ましちゃうの?」って所もあるが、もう泣けて泣けて。何より役者が、本気でぶつかっている事が伝わってくる。['07.3.3シネマスクエアとうきゅう] [review][投票(5)]
★4婚期(1961/日)いやぁ〜、正月映画かと思うような豪華さだが、当時のポスターを見る限り正月映画では無いっぽい。['07.2.4新文芸坐] [review][投票(5)]
★4犬神家の一族(2006/日)前作('76)が大好きな作品だけに、楽しみ半分・怖さ半分だったが、まぁ概ね満足。ただ、どうしても前作の方が勝るしテンポもちょっと遅くなってる。['06.12.29MOVIX亀有] [review][投票(5)]
★4さらば、わが愛 覇王別姫(1993/香港)今となってはレスリー・チャンがゲイだったのを知ってるというのもあるだろうが、直接的なセリフや表現は殆ど無いのに、レスリー・チャンチャン・フォンイーに恋焦がれているオネエだという事が観客に伝わるのは、やはりひとえに彼の演技力の賜物。眼力の素晴らしい事と言ったら!['06.9.11三百人劇場] [review][投票(5)]
★4運命じゃない人(2004/日)序盤、ちょっとダルいが中盤あたりから、俄然目が話せなくなってくる。中村靖日山中聡板谷由夏ら達者な若手が多い中で、山下規介がさすがのベテラン振り。['06.7.11DVD][投票(5)]
★3間宮兄弟(2006/日)評価をしにくい掴み所の無い映画。所々ユーモアがあって確かに笑えるんだが、観客が笑い過ぎ。「そんなに笑うほど?」と思った。 ['06.6.3京都シネマ] [review][投票(5)]
★3笑の大学(2004/日)やっぱり三谷幸喜の脚本が素晴らしいし、役所広司の上手さには舌を巻く。稲垣吾郎役所の胸を借りて、なかなか好演。しかし・・・['04.10.30京都みなみ会館] [review][投票(5)]