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真珠の耳飾りの少女(2003/英=ルクセンブルク) | 光の自由自在な操り方は明暗のコントラストを際立たせて鮮やかな色彩を浮かび上がらせ、微妙に歪んだ遠近法は画面の隅の静物の細かい質感まで描き出す。ほんとうに美しい。 [review] | [投票(3)] | |
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995/日) | 香港の風景のモンタージュがすばらしい。押井は<構図>の人だ。 | [投票(2)] | |
時計じかけのオレンジ(1971/英) | アイロニーが縦横無尽に画面を切り裂く。暴力さえも優雅に見せる力技は脱帽。不快な映画だけど、認めないわけにはいかないですね。 | [投票(2)] | |
麦秋(1951/日) | 原節子を使いこなすのは他の監督には不可能だ。 | [投票(2)] | |
解夏(2003/日) | 坂の街の高低を利用した奥行きの使いかたと、反動ゆえの美しさ。 | [投票(1)] | |
狂走情死考(1969/日) | 『革命前夜』を若松が撮ればこうなる。お義姉さんがむちゃくちゃに魅力的。 | [投票(1)] | |
洲崎パラダイス 赤信号(1956/日) | そば屋のお姉ちゃんが最高だあ。 | [投票(1)] | |
萌の朱雀(1997/日) | あのお兄さんは最高ですね。 | [投票(1)] | |
近松物語(1954/日) | なよやかさの内に湛える芯の強さ。この緊張感は国宝級です。 | [投票(1)] | |
中国女(1967/仏) | 氾濫する左翼用語も鮮烈な色使いも大音量の音楽も、全てが最高にかっこいい。ゴダールの最高傑作だと思う。 | [投票(1)] | |
女と男のいる舗道(1962/仏) | 自由自在に音を操って驚異の緊張感を作り出す。それからアンナ・カレーナの首筋の美しさ。 | [投票(1)] | |
七人の侍(1954/日) | もりだくさん。満腹のエンターテイメントです。 | [投票(1)] | |
戦艦ポチョムキン(1925/露) | ショスタコーヴィッチの音楽がついてるので観たけど、すっごいエキサイティングですよ。 | [投票(1)] | |
スワロウテイル(1996/日) | 「日本映画」の枠を踏み越える。その志の高さをあえて評価する。 | [投票(1)] | |
ミリオンダラー・ベイビー(2004/米) | 映画としてはスキがないが、なんかね。結局カッコ悪い闘いからは逃げてるくせに、それが男の責任の取り方、みたいな描き方をされるとムカツクのよ。 | [投票] | |
懲役十八年(1967/日) | 一分の隙もない恐ろしく緻密な構成と、安藤昇のストイックな演技にシビちゃうぜ。 | [投票] | |
愛に関する短いフィルム(1988/ポーランド) | なんだかんだで、見ててもらえるってことは愛なんだよやっぱり。 | [投票] | |
エンペドクレスの死(1986/独=仏) | 絶対的な退屈は絶対的な興奮と一致する、という逆説。 | [投票] | |
シャンドライの恋(1998/伊) | おぉう、じじいのくせに若々しい映画撮りやがってぇ。 | [投票] | |
少林サッカー(2001/香港) | やっぱ映画ってのはこういうもんであるべきだよ! | [投票] |