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カンゾー先生(1998/日) | 力が抜けてていいね。映像が美しすぎるのがやや疑問だけど。 | [投票] | |
Helpless(1996/日) | 不穏な静けさと突然それを打ち破って噴出する暴力。北野武を軽く越える。 | [投票] | |
深呼吸の必要(2004/日) | なんか熱くなりそうでいて、でも沸点には決して達しないゆるゆる映画。 | [投票(3)] | |
鬼畜大宴会(1998/日) | 若松孝二に比べりゃ思想性も詩情も全然ない。むしろそういうものを排して徹底的なバカ映画にしようとしている。が、もう少し描きこまないと何をバカにしたいのかが伝わってこない。結果的にただのホラー映画に。 | [投票(3)] | |
ヴェロニカ・ゲリン(2003/米=アイルランド=英) | 勇気があって素晴らしいですね、というところだが、その勇気がどこから出てくるのかを描いてないのでどうも暑苦しい。ジャーナリスト魂ってだけで説明できるものでもないでしょ。 | [投票(2)] | |
69 sixty nine(2004/日) | 原作の猥雑さも政治性も一切を捨象して、69年的なものはちょっとしたアクセサリー程度にしか使われていないのだけど、そのぶん軽いアホ映画に仕上がってるからこれはこれでよいのかもしれない。 | [投票(2)] | |
セブンスアニバーサリー(2003/日) | どうせ荒唐無稽な話なんだから、前半の透明感ある映像美で突っ切ればよかったのにと思う。 | [投票(2)] | |
ゲロッパ!(2003/日) | 常盤貴子とか山本太郎が本気なので萎え。西田敏行はさすがにフリを意識してて、そこは役者だと思う。 | [投票(2)] | |
フレンチ・カンカン(1955/仏) | ムーラン・ルージュってのはこういうところなんだなあ。巨匠の息抜き以上の意味はないでしょう。 | [投票(2)] | |
愛のコリーダ(1976/日=仏) | アナーキーな性=ジャポニズムの構図に依存せざるをえないのが、大島や今村昌平たちの世代の限界だと思う。 | [投票(2)] | |
消防士の舞踏会(1967/チェコスロバキア=伊) | スラプスティックだけど、下品に流れることもなく。ヌーヴェルヴァーグというよりは、エルンスト・ルビッチとかルネ・クレールを直接に受け継いでいるような感じ。 | [投票(1)] | |
パリの恋人(1957/米) | 「怒ったままで別れるのは困る――少し散歩して何となく仲直りしよう」っていい台詞ですね。「何となく」というあたり。 | [投票(1)] | |
青の稲妻(2002/仏=日=韓国=中国) | 閉塞感もなければ焦燥もない、ただ端的な何もなさを生きる青年たち。 | [投票(1)] | |
ある子供(2005/ベルギー=仏) | ベビーカーを2人で一緒に買うところとか細部の描写はすばらしいのだけど、2人の心の移り変わりがいまいち理解できず。 | [投票(1)] | |
十八歳、海へ(1979/日) | ゆるゆるのぐだぐだを一種の味わいに転化させるタイプの映画だと思うんだけど、永島敏行の演技がいまいちイモくさくて、どうもすっきりしないな。 | [投票(1)] | |
蝶々夫人(1955/日=伊) | 花嫁集団が丘からおりてくる〜変な坊主が出てきて勘当するあたりの映像の不可思議さにはちょっと面食らってしまう。八千草薫は伊東美咲みたいで凛としてキレイだね。 | [投票(1)] | |
アイ・アム・デビッド(2004/米) | なんで悪人がぜんぜん出てこないんだよ。 | [投票(1)] | |
バレエ・カンパニー(2003/米=独) | バレエのシーンは本当に美しいが(最後の子供騙しのアトラクションみたいなものは除く)、日常を描くところはいかにもゆるゆる。全部バレエシーンでつないでもよかったのではないかね。 | [投票(1)] | |
雁の寺(1962/日) | 雁=カリのたくさん描かれたフスマに何重にも囲まれて身悶えする若尾文子。なんてエロチックでシュールな光景なんだ。 | [投票(1)] | |
高校生ブルース(1970/日) | 最初は野暮ったい田舎娘の顔をしていた関根恵子が、だんだん凄みのある顔に変わっていくのはなかなかのものかも。 | [投票(1)] |