ジェリーさんのコメント: 更新順
渚にて(1959/米) | 責任のなすりあいもなければ、抜け駆けの延命もない。この作品は「その時」の人間のとるべき態度として最も美しいものを描いた作品だと思う。淡々と来るものを受け入れるその姿を見て、悲しみがひたひたとあふれてきてたまらなかった。 | [投票(1)] | |
妻よ薔薇のやうに(1935/日) | 軸となる父親が情けなさすぎる。あくびはでるし、結末の納得感が薄い。 | [投票] | |
怪獣大戦争(1965/日) | 怪獣をコントロールできるというストーリーに気持ちが冷える。知的な敵を登場させようとするとこんなことになるのだ。 [review] | [投票] | |
モンキー・ビジネス(1952/米) | ケイリー・グラントとジンジャー・ロジャースにこれだけやられると、もう何も言えません。喝采。 マリリン・モンローはこの作品ですでに体だけは発育した馬鹿娘という本役を確立している。 | [投票(1)] | |
砂の器(1974/日) | 観客の熱い感動を支える、比類なく緻密で堅牢な大設計図。プロだ、プロの作品なのだ。 [review] | [投票(14)] | |
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998/英) | フロー経済学入門。不労経済学入門だったりもする。 | [投票(2)] | |
ここに泉あり(1955/日) | 「泉」は今もあるでしょうか。 [review] | [投票(1)] | |
PLANET OF THE APES/猿の惑星(2001/米) | 才人、才におぼれる。キャリアアップにつながらなかったね。 | [投票(1)] | |
ハリーの災難(1956/米) | まじめに見れば見るほどおかしさがこみ上げてくる。異色作と見られているが、不謹慎な作家ヒッチコックの作品としては至極オーソドックス。 | [投票] | |
周遊する蒸気船(1935/米) | 西部劇ではなく、南部劇。ちょっと他の映画じゃ見られない風変わりな人物ばかりで、赤塚不二夫の漫画を想起させるほど。アン・シャーリー 。このサイレント映画風の透明感ある女優はめっけもの。 | [投票(3)] | |
サン・ロレンツォの夜(1982/伊) | ユーモアに満ちた画面だが、 [review] | [投票(1)] | |
武蔵野夫人(1951/日) | 家屋の撮影に注目してほしい。溝口監督は洋風建築のセット撮影は下手だが、日本家屋の撮影はめちゃくちゃうまいことに気づく。グラデーションのよく出るねっとりとした照明があうのだろう。さて、俳優に目を転じると [review] | [投票(2)] | |
ファイト・クラブ(1999/米) | アイデンティティ・クライシスを起こしてでも生き延びようとするこの生命力。その点を(とーっても安全なところから)断固支持する。 | [投票(3)] | |
メン・イン・ブラック2(2002/米) | おもしれーっ、といいたいところだけれど、今ひとつ筋がわからないところがあったんだよね(2から観る奴‥‥‥‥) | [投票] | |
スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃(2002/米) | ワールドカップ後の気持ちのうろを一発で吹き飛ばしてくれた快作。マスター・ヨーダのあのシーンではスタンディング・オベーションをしていた(もちろん心の中でですけど) | [投票] | |
ギフト(2000/米) | 恐怖はつつましく、さりげなく。植物的ホラーの佳品。 [review] | [投票(8)] | |
乱れる(1964/日) | 「あたしだって女よ」こう言ってしまった男に対してあの態度ね‥‥‥。成瀬巳喜男の女性観の冷たさここにきわまる。だからすごいのですが。 | [投票(2)] | |
テルマ&ルイーズ(1991/米) | こんなせつな的行動しか取れない主役に同情していて済む時代は過ぎた。さびしい話だけれどももうアメリカン・ニュー・シネマ的感傷から超えていく時代なのだ。 | [投票(1)] | |
軽蔑(1963/仏) | 徹底してプロセスを描いた映画。ただ「坊主にくけりゃ袈裟までにくい」ってプロセス描かれてもね。バルドー、ラング、パランスよし。帽子をそれこそパンツのように決して脱がないピコリがひどい。 | [投票] | |
セントラル・ステーション(1998/仏=ブラジル) | あの子供、顔がジュリエット・ビノシュ。ってそんなことはさておき→ [review] | [投票] |