コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 華岡青洲の妻(1967/日)
- 更新順 (1/1) -

★4面白い!何度も笑える。若尾文子高峰秀子の対決では、高峰の勝ちだろう。高峰の表情、泣きの演技、素晴らしい!また伊藤雄之助もいつもながらだが怪演だ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4「お前がやれ」と言う人は そこから生まれる集団の利益に自分が含まれていることを見ないようにしています。 [review] (Ikkyū)[投票]
★3競争者としての父親から母親(高峰秀子)を簒奪したエディプス(市川雷蔵)が、次にその母親による胎内再取り込み=去勢の危機を、伴侶(若尾文子」)との連携によって逃れ、麻酔手術の成功を通じて壮年の男子となる、という物語構造が実に露わであるが‥‥‥、 [review] (ジェリー)[投票(1)]
★4仲睦まじかった姑と嫁の間に突如として確執が生まれる。この鋭くも鮮やかな空気の転換の描出、そしてそれを体現する高峰と若尾が素晴らしい。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4目前に若尾のうなじがあるというのに、若尾視点であるから高峰にピンを送らねばならないくやしさ。しかしボケ足に包まれるからこそ、触れそうで決して触れないあのうなじの淫靡さが増感し、保造の焦燥した息づかいが真に迫るのである。 (disjunctive)[投票(2)]
★4二大女優のぶつかり合いだけでも充分に見ごたえが有るが、青洲に詰め寄ってまで人体実験を受けようとする母と妻、その裏には… [review] (りかちゅ)[投票(3)]
★4嫉妬と自己犠牲がスパイラルに昇華し某かの崇高さを獲得するドラマトゥルギーに於いて増村有吉に勝てない。だが、その葛藤に躊躇しつつも希求は別ベクトルな雷蔵のスタンスの微妙。そこに同期する生理こそ納得もの。小林撮影も格調高い。 (けにろん)[投票(5)]
★3痛い映画だなぁ・・・ [review] (chokobo)[投票(2)]
★3どこにでもありそうな嫁姑ものだが、美談としないのが奥ゆかしくて味わい深い。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★4いやあ、いくらなんでも面白すぎるだろ。伊藤雄之助高峰秀子が夫婦で子が市川雷蔵という配役を思いついた時点で傑作なのだが、人体実験合戦というハイパーな展開が強いる緊張感を「〜よし」やら「〜のし」やらの柔らかな紀州言葉で無理矢理中和する荒業に驚愕しきり。 [review] (3819695)[投票(6)]
★3正直こんなに美しい嫁姑がこの世に存在するとは思えませんが、その美貌がますます内面のおぞましさを輝かせていたんだと思います。 [review] (づん)[投票(1)]
★4逆サバイバルの戦慄すべき実情を、単なる嫁姑合戦として規定してしまうにはあまりにも凄絶すぎる。 [review] (水那岐)[投票(4)]
★499分一本勝負 高峰秀子vs若尾文子 レフェリー:市川雷蔵 [review] (3WA.C)[投票(1)]
★5雷蔵の医師としての執念が凄い。そして嫁姑の執念はもっと凄い。男盛り、女盛りの雷蔵と若尾文子を蹴散らす、高峰秀子は凄過ぎる。 [review] (ハム)[投票(2)]
★3紀州弁っていいなぁ。 [review] (Aさの)[投票(1)]
★4女、女。女たちでむんむんする。 [review] (ちわわ)[投票(3)]
★3若尾文子が大変に艶っぽい、嫁姑争いの猫いぢめ映画。とはいえ、病の床での義妹の語る言葉に、すべての嫁姑問題の本質が収斂されている、ような気がする。 (ホッチkiss)[投票]
★3息子の成功を祈りつつ医者の家系を守ろうとする母親(高峰秀子)の言動はいたってまともで、嫁(若尾文子)の方が嫉妬で被害妄想にとらわれているだけに見えてしまうのは、やっぱり私が男だからか。叱られ覚悟で書くが、女の閉塞物語はつまらない。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★5姑に恋し憧れて家に入り、姑の息子だから青州を愛し姑を愛しつつも憎しむ…その反面、それを許してしまう相関関係の根底は、難解にして輝く擦れ違いの愛憎劇。でも悲劇であり逆説で喜劇だといえないだろうか。市川雷蔵が終盤で伊藤雄之助の顔に似てきた演出が結構好きでツボ。 [review] (ジャイアント白田)[投票(3)]
★4再見して良さを再認識。子供には分からない情念の世界です。['03.6.20京都文化博物館] (直人)[投票(2)]
★3死んでほしくないのは妻であるが、長生きしてほしいのは母親である。 [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票]
★4有吉佐和子の神懸り的な心理描写を、表情・声色の変化のみで慎ましく再現した増村&若尾に再敬礼。雷蔵が淡白なのも理に適っている。曼荼羅華の美醜を体現しきった音楽は林光の最高傑作の一つ。 (町田)[投票(3)]
★3「嫁姑もの」というとドロドロしたイメージするけれど、この「嫁姑」の質感は、とことん乾き切ってるように見えた。まるでドライフラワーのように枯れ切った増村保造の、「乾いた視線」。 ()[投票(3)]
★3有吉佐和子の原作と新藤兼人の脚本は最強のタッグだったはずが、増村保造の凡庸な演出によってぼやけてしまった。それから… [銀座シネパトス1] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4姑というのは、実のところ、嫁の人生に多大な影響を与える人でもあるのです(←実体験者) [review] (ボイス母)[投票(1)]
★3嫁と姑の自己犠牲合戦。愚かに見えながらも女としてはわからなくもない。哀しいけど。 (picolax)[投票]
★4以前NHKは国民の祝日になると朝から文芸映画を放映していた。これもそうだった。休日の朝に、飯を食いながら観る映画ではなかったな。良かったけど。 (荒馬大介)[投票(1)]
★5西岡さんの美術がさすが。再見したら、デコちゃんも雷ちゃんも意外に良くてびっくり。 ()[投票]
★2「女のどろりとした情念」を描かせたら右に出るもののいない保造ちゃんが、いずれ「嫁と姑の事情」をテーマに撮るのは必然だったか。 [review] (G31)[投票]
★4怪優、伊藤雄之助は流石。見せてくれます。  (ユージ)[投票]