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[コメント] 女の中にいる他人(1966/日)
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★3江戸川乱歩が激賞したという海外ミステリー小説が原作。それもあってか、ストーリ主導というか、いかにも小説家が考えそうな、奇矯なプロット展開主体になっていて、例えば、嫉妬心のようなものがまるで描かれず、成瀬としては、私には物足りない。 [review] (ゑぎ)[投票]
★5能面のような新珠。家庭の幸福は諸悪の根源、を見事に語り切っている。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★5これだけ綺麗だと殺されるのもむべなるかなって感じだよね、なんとなく。などと論理不明瞭かつ無責任きわまりない言葉を呟かせてしまう若林映子の美貌はむろんこの映画にとって瑣末な細部でしかなく、真に見るべきは過剰演出家としての成瀬の姿だろう。 [review] (3819695)[投票(1)]
★5何とも言えぬ緊迫感!じわりじわりと迫る心理描写に、息を凝らしながら見入る102分。林光の音楽が素晴らしい。 (3WA.C)[投票]
★4一見理解できない、終盤の新珠三千代三橋達也の心境に、妙に説得力があったのは、成瀬演出のなせる業か、単に脚本が良いからか。 (檸檬)[投票]
★3新珠三千代に上布のまとい方、半襟の出し加減を学ぶべし。 [review] (Aさの)[投票]
★4地下の深い地崩れによって地表の水面に突如漣がはしり、大揺れになっていく様子の描写のうまさといったらない。これまでの作風を一変させた巨匠の、晩年に至っての新たな挑戦には敬服のほかない。 [review] (ジェリー)[投票(3)]
★4心の揺れ動きが生々しいね [review] (TOMIMORI)[投票]
★4まずは井手俊郎の脚本が上手い。さらに抑制を効かせながら、バランス良く描かれるエピソードの積み重ねによって、結局最後になっても主要登場人物の全てが真犯人の可能性を残しているように思えてならない。見る者の猜疑心を煽る見事なサスペンス映画だ。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5追い詰められた夫婦。(05・10・17) [review] (山本美容室)[投票(1)]
★540年ほど前の映画でこのスリリングな心理小説的映像はすごい。何気ない日常に潜む殺意の瞬間。 [review] (セント)[投票]
★4杉本が田代の息子にプレゼントした消防車のおもちゃが出すサイレンの不穏な響きにゾクゾクした。この監督、音/音楽の使い方がさりげなく上手で面白い。 (tomcot)[投票]
★3えーと、 [review] (_)[投票]
★3成瀬のサスペンスって珍しいが、演出は相変わらず。すぐにオチが読めるから謎解きの面白さは無いが、女の怖さをねっとり描いてて、別の意味で面白い。しかし、成瀬作品として観たら、今一つ。[’05.7.5TOHOシネマズ二条] [review] (直人)[投票]
★2成瀬巳喜男なのに増村保造っぽい。サスペンスだからでしょうか? (オノエル)[投票]
★5古今東西これ程までに気品と崇高さに充ちたサスペンス映画を知らない。 [review] (町田)[投票(1)]
★4殺人を犯して罪の意識に耐えられないから身近な人に告白し、そして自首しようとする。そりゃ苦しいだろうし自首するのは正しい。でも。 [review] (なつめ)[投票]
★4明確な悪人などいなくても犯罪映画は作れるということを証明。救われない、救われてはいけない魂。 (t3b)[投票(2)]
★3こんな形のミステリーがあってもいいんだ・・・と言う新鮮な驚きがあるのは事実だが、そんな驚きだけでは映画の面白さが持続しないのもまた事実。 (マッツァ)[投票(1)]
★5「良心」の置き所、と言うのはむずかしい。大抵の人間は雅子のように、自分にとって都合の良い大義名分を抱えて生きている。外に出て雨に打たれるのも、屋根の下で暖かく食卓を囲むのも、思えばほんの窓ガラス一枚の隔たりだ。 (uyo)[投票(3)]
★5男よりも女のほうが大胆で行動力に溢れているというのは成瀬巳喜男作品のお約束だが、それをいつものホームドラマでなくミステリーでやったというところが凄い。音楽もいいです。[Video] (Yasu)[投票(1)]