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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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陸軍中野学校(1966/日)************

★3愚かしいばかりの忠臣達を戯画として描きたいのか、悲哀と共感を持って描きたいのか知る手がかりすらなく、我々見る者はどこを切っても掘っても湿りを帯びた画面の表層を滑走するだけ。この映画に人間は登場していない。だからと言ってつまらないわけではないのだ。 (ジェリー)[投票(1)]
★4孤立しながらも理想を貫こうとする草薙(千秋実)。その意志の強さに自分の人生を託す椎名(市川雷蔵)。そして、愛という意志にさからえない雪子(小川真由美)。組織に抗って、人間として生きる意志を持つことのシビアさと切なさを描いた秀作。 (ぽんしゅう)[投票]
★3「運命」のシーンの鮮やかなこと!モダンなこと!! [review] (ボイス母)[投票]
★3雷蔵青年の非情さは訓練や時代背景が作ったものでなく、生来のものだとしか思えないのがマイナスポイント。入学前に人間的な部分を描いて、入学後の変貌ぶりを強調するのが理想的(←ある意味ベタ?) (TOMIMORI)[投票(1)]
★3人間として生きることよりも、国のために生きることを選んだ男たち。これもまた、戦争映画の一つの在り方だろうが、増村作品としては女の扱いが蔑ろなのがどうも・・・。訓練のシーンが、本当に学校の授業みたいなのが笑えた。 (太陽と戦慄)[投票(1)]
★5二人の恋人同士がスパイになっていく運命に男泣き。 (青木富夫)[投票]
★3スパイ講習の数々が単なる羅列にしかなっておらず前半は退屈。後半になってやっとストーリーが動き出してからの、運命の非情さを感じさせる展開は悪くない。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★2劇的誇張のない淡泊な展開の中で増村的テンションの発露は行き場を失いインポテンツ状態に陥る。雷蔵の終始非情な主人公は好演とは思うが、変容こそが旨だったのではなかろうか。ママゴトめいた物語のチャチさにも大概うんざりした。 (けにろん)[投票]
★2別に取り立てて面白くも無い。雷蔵はそれなりに好演だが、小川真由美は今イチ。 (直人)[投票]
★3加東大介のアナーキーな理想は右旋回前の産経の体質を記録しており、特定秘密法絡みでも誠に興味深いの切り口なのだが、映画は増村の活劇好みが災いして大仰な法螺話めいている。リアリズムで観たかった。 [review] (寒山拾得)[投票]