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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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舞姫(1951/日)************

★3高峰三枝子二本柳寛のシーンがよい。バレエ教室での鏡の使い方、あるいは暗すぎる海。カメラないし登場人物が動きながらカットが終わる場合、次のカットはその動きを承けるようにして始まるのだが、映画の持続力を生み出しているのはこの過剰なまでのコンティニュイティ(連続性)だ。映画は編集である。 (3819695)[投票(1)]
★4成瀬巳喜男にしては珍しくメロドラマ調。この作品でデビューの岡田茉莉子がクレジットの名前にルビを振られているのが微笑ましい。 (Yasu)[投票]
★3脚本のできと演出のできが大きく異なるのが残念だが完成期の成瀬の流れるようなキャメラワークは思い切り堪能できる。鎌倉の海の波頭一つ一つに粒立つ光を見ているのは映画の至福。高峰三枝子山村聰らの立ち姿の演技に、成瀬の第2黄金期の予感。 (ジェリー)[投票]
★2成瀬巳喜男のとても現実のものと思えない虚構メロドラマ。全体に硬く何かわけの分からないお粗末な絵画展を見ている感がする。そのぎすぎすした感じがラストまで付きまといどうも心が入っていくことがなかった。成瀬もこういう作品があるんだね。 (セント)[投票(2)]
★2戦争という非常時の下でしか、平穏を保つことができなかった家族の不穏な空気。その十二分に社会性を帯びた新藤兼人脚本と、成瀬巳喜男のメロドラマ世界の間にどうにも馴染みきれないギャップを感じる。成瀬が社会ではなく人を志向しているからだろう。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3高峰三枝子って能面みたいな顔してるから仮面夫婦ネタにぴったり (TOMIMORI)[投票]
★2よくあるつまらないメロドラマに余りにもよく似たメロドラマ。『山の音』といい本作といい、ナルセと川端は相性悪い。エロが画面に出ないせいだろう。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]