★4 | 初期の阪本を信望するファンとしてはここずっと煮え湯を飲まされてきた感もあったが、久しぶりのあの阪本が戻ってきた感はあります。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★3 | 不覚?にも感動した。真横の構図に、たまに挟まれる真上の視界が、上下の境界を曖昧にし、今ここ、と、かつてそこ、の境界さえ曖昧にする。山坂を登るリュック姿の藤山直美の後ろ姿のよれ方こそ、その危うい曖昧さ。 (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★3 | 団地は墓地に似ている。どちらもコンクリートで仕切られた区画に家族単位で納まる。そう考えると、無遠慮な干渉から逃れるように団地に身を寄せた主人公夫婦が漂わせる悲しみや、さらなる干渉が引き起こす乾いた笑いのその先に垣間見る決別と平穏にも得心がいく。 (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★2 | このキャストと売り方でこんな話をやっちゃいけない。そもそも団地である意味がない。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | 斎藤の腹も見せぬのだから、それもリアクションで処理して暗喩にとどめれば完璧だった。終盤は投げやりな逃げと思える展開だが、夫婦の軽妙な日常の底に沈殿する救い難い屈託が逆算照射されるラストショットの切ない詠嘆。その体言止めに打ちのめされる。 (けにろん) | [投票(6)] |
★3 | ガッチャマン世代の宗教SF [review] (寒山拾得) | [投票(4)] |