★3 | 演奏技術の諸課題をBPMに限って語ることで、作劇は(間口の広い、だが単純な)太い一本道を確保する。併せて遅刻の挿話の反復が『セッション』の根源的感情とは「遅れること」の恐怖と不安であることを示す。それは(作中人物の心理観察が呆れに終わったとしても)私たちにとって本能的に馴染み深い。 (3819695) | [投票(3)] |
★5 | 映画の大半を緊張感が襲う。90%近くが画面に釘付け状態で、あまりの凄さに映画が終わっても心臓がパクパクしていた。あまり体の状態がよくない方はご覧にならない方がよろしいかも、、。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★3 | いつかどこかで見た話しが多少エキセントリックに語られるわけだが、教師の理不尽ぶりも所詮既視感があり、どうせなら主人公がもっとマゾヒスティックだったら新鮮味もでたろうに。音楽的魅力が皆無の曲芸まがいの色物芸が続く長尺クライマックスは正直眠かった。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | ジャンルは「サイコ・スリラー」でもいいんじゃないか。 [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★4 | 父親や恋人との関係性が放っぽられる腑に落ちなさが3転するクライマックスの怒涛の感情振幅に上塗りされまあええかとなる勢いは好ましい。理不尽な恫喝の釣瓶打ちにズル剥け指を絆創膏で抑えて尚飛び散る血飛沫のベタな強度。脇目もふらない単線構造が新鮮。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | 脇役のモギリの彼女が妙に印象的。デートの誘いの駆け引きとか、ピザ屋での主人公の素性を対象化する会話とか。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |