★4 | 徹底して「視覚」の物語を展開させるのは実に映画らしい。同時に、視覚を歪めて限りなく触覚に接近させるのがクローネンバーグらしさなのだろう。現実と幻覚(妄想)の等価性がきっちり保証されているので、教授や眼鏡屋の正体・目的が明かされてもその真偽は眉唾物であり、陳腐に堕するのを回避している。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 物語の進行上のお約束的な描写に気を使っていないので難解に思えるが、そんなことを云うのもバカバカしくなる。つまり、この難解さは進行上の問題にラフなことよりも、クローネンバーグの突出した非道い感覚に拠っていると云って良い。よくジェームズ・ウッズは真剣な顔をしてこんなことを演っているよ! (ゑぎ) | [投票] |
★5 | こいつはホラーじゃない。あからさまなポルノだ。 [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★2 | イビツ。 [review] (くたー) | [投票(1)] |
★4 | まさしくクローネンバーグにしか作れない映画。現実と幻覚の境を無理矢理にぶち壊される快感。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 不可触の得体の知れないものに接してこちら側の世界が変容していく。そのモチーフは良しだが肝心の得体知れずな海賊放送の中身が何が写ってるか判らん体たらくでは慄きは遠い。だからデボラの件も切なさに結びつかない。禍々しさは人体変容に収斂される。 (けにろん) | [投票] |