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ティーナ・カウカネンの映画ファンのコメント

枯れ葉(2023/フィンランド=独) こころに剣士を(2016/フィンランド=エストニア=独) 希望のかなた(2017/フィンランド) 4月の涙(2008/フィンランド=独=ギリシャ) ヘイフラワーとキルトシュー(2002/フィンランド)が好きな人ファンを表示する

ハンナ・アーレント(2012/独=イスラエル=ルクセンブルク=仏)************

★4今ならさしずめネット炎上の話。村上春樹の言うリトル・ピープル。いい講義を聞かせてもらった。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★5この作品が現在の日本でヒットしてしまうことが喜ばしいことなのか憂慮すべきことなのかは良くわかりませんが、多くの人が彼女の考え・行動に触れる機会を得たことは大いに意義があると思います。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★4「『』というものは人間的情動に根差すのでなく、そこから離れた理性にこそ司られる」という言説を、きわめて情動的にドラマティックに描くという矛盾をおおいに孕む演出。それはあくまで凡俗小市民の鑑賞にはこころよい、だが逆転する冷徹なタッチで描写される物語だ。ヒロインの評価を聴衆の反応は暗示しても、判断は飽くまで観客の胸に委ねる冷静さはそれなりに買いたい。 (水那岐)[投票]
★3恐らく世間では評判の高そうなこの映画にケチをつけるなんて弱気の僕にできる術もございませんが、実はあまり好きな映画ではない。 [review] (セント)[投票]
★5これは評価の固まった偉人の伝記作品でもなければ、死んだ犬ナチスをもう一度蹴飛ばす娯楽作品でもない。ロングランは故なきことではない。民族的な言説空間に埋没するなというメッセージは、いまの日本にこそ必要なものだ。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]
★3人知を超えた悪に遭遇したとき、人はその行為者をひたすら感情的に悪魔と罵倒するか、規範の及ばない狂人として区分することで平穏を保とうとする。「奴は特別」という常識という名の差別基準と、「自分だけは違う」という無根拠な自信こそが「悪の凡庸さ」の萌芽。 [review] (ぽんしゅう)[投票]