★4 | 多くの仕掛けが機能もせずに現出する展開には正直新味は無い。が、この豊川・ひろ子の掛け合いの至宝とも言える役者力。全く惚れ惚れする空気の存在。そして、悔恨地獄の果てに、それでも人は生きていく…しかない。諦念も作為もない真摯な現実認識。 (けにろん) | [投票(5)] |
★5 | 探しものは何ですか、タン、タタン…。見つけにくいものですか、タン、タタン…。 [review] (ナム太郎) | [投票(6)] |
★5 | 映画、小説でこそ使えるトリックをうまくこの映画は我々観客に大サービスして披露してくれる。行定勲うまいわあ。感心する。何げない夫婦の会話も壺にはまり、子供のいない夫婦の、お互いしか寄るところのない愛の確かさを表現する。
[review] (セント) | [投票(7)] |
★4 | 豊悦の身勝手に己をかさね、日本の男が世界で最も甘ったれた人種だということを、日本の男として思い知る。こんなガキどもと、ときに健気に、ときに忍耐強く付き合う日本の女たちの、なんと麗しく寛容なこと。たとえ薬師丸とは雲泥でも女房大事にせなあかん思た。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(10)] |
★4 | 如何にも舞台劇な内容で落ち着いた展開に観客も安心して観ていられるのだが、レトリックが上手くないのかどうにも底が深いように思えない。だから惹きつける力は大して強くないのだが、それでも見ていられるのは偏に出演陣の頑張りだと感じた。種明し後が非常に長く感じてしまったのも残念。 (tkcrows) | [投票] |
★5 | 基本女性目線の映画だがトヨエツ薬師丸石橋蓮司のそろい踏みが見事。 [review] (ぱーこ) | [投票(4)] |
★4 | 独特の舞台臭は「パレード」よりも強い。観客への仕掛けが、「騙す」ためではなく、「気付かせる」感覚がやさしい。台詞の多さも鬱陶しくなく、役者の圧倒的な力が終始、画面に漲っていた。 [review] (まー) | [投票(2)] |
★5 | 安っぽい話だし過剰な所もあるんだけど、構成や見せ方が巧いこと巧いこと。泣いちゃったよ。号泣しちゃったよ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(7)] |