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★4TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ(2016/日)地獄でロックバンド選手権という一点突破的な企画にあらゆる小ネタをちりばめて肉付けしていくクドカン的手法は結局は演劇的なクローズドな空間しか生まないのだけれども、風雲たけし城的な地獄観が本当に馬鹿らしく楽しかった。長瀬の弾けぶりも意外で良かった。鬼phone欲しい…。[投票]
★4ドント・ブリーズ(2016/米)事故で娘を失った盲目の退役軍人という一見、弱者設定の復讐鬼。一方、被害者側の主人公たちが盗賊という感情移入を遮断させるような設定とが相まって、単なる追いかけっこホラーの幼稚さから見事に脱却している。 [review][投票(1)]
★5ダンケルク(2017/英=米=仏)名も無き兵士たちと共に溺れ、焼かれ、飛び、落ち、逃げ、今、帰ってきた!映画の原始的な体感を味わう。IMAXの超高精細なフィルム映像が、半端ない没入感を生み出す。凡百の映画がCG臭をファブリーズするのに心血を注ぐ中、フィルムに拘る熱い映画バカ、ノーランの美学が炸裂する。 [review][投票(5)]
★3サバイバルファミリー(2017/日)矢口史靖監督の作劇にはいつも精度があるし、コメディーとキャラ成長の物語がうまくコントロールされている印象だったが、今回のモチーフは、チャレンジングではあったが、何だかこの監督には向いてないな、とがっかりする。 [review][投票]
★4スポットライト 世紀のスクープ(2015/米)今やすっかり威光を失ったニュースメディア。フェイクニュースだとか、マスゴミだとか、SNSの台頭。真実や正義が分解され、両極端に拡散され、炎上の文字列を人々は享受している。そんな今だからこそ、観るべき映画。報道の現場の、静謐な熱が胸を打つ。 [review][投票(3)]
★4ドローン・オブ・ウォー(2014/米)またひとつ、新次元の戦争映画。テクノロジーが、人間を変え、戦争を変える。自宅から出勤する兵士がPTSDに苦しむ姿の想像しがたい現実。週末は家族と庭でBBQ。「残業」で、子供の迎えに行けなかった夫が妻に言う。「お前の大切な用事というのは命にかかわることだったか?俺の方はそうだった」[投票]
★5ラ・ラ・ランド(2016/米)夢を食べて生きていく二人の純粋さと、夢追い人を食らって光り輝くハリウッドの虚飾を描くためのミュージカルという手法の見事さ。楽曲の完成度、原色多用の画作り、あえてフィルム撮影、偉大なるレジェンドへのリスペクト。何よりもその分かりやすさでミュージカル作品への高い敷居を軽々とジャンプさせてくれる。 [review][投票(1)]
★4その街のこども 劇場版(2010/日)生き残った者たちの後遺症。ミクロな視点とミニマムな方法論が、人それぞれの、疵と、その癒し方を切り取ってみせる。二人は偶然に出会い、寄っ掛かりながら、微妙な差異を愕然と知り、埋めようともがくのだ。サトエリの下手さを差し引いても、見事なバディームービー。阿部芙蓉美のささやかな歌声が、日頃ささくれた僕らに沁みる。刺さる。[投票]
★4ゴーン・ガール(2014/米)予告編にはいい意味で完全に裏切られる。「失踪」という手垢まみれのモチーフを見事なまでに再構築しては、ぶっ壊す原作、脚本の強度と、そこに立ち現れる暗黒の穴に呑み込まれるような恐怖感、虚無感。ファーストカットとラストカットの巨大な落差、この深淵はどうだろう。 [review][投票(2)]
★3マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)「種」の映画。一度リセットされた荒野で再び文明が禍々しく爆発する世界観。悪も善も無く、ただ「種」のサバイブのため、エンジンが唸る。車という人工物と、剥き出しの生命種(男も女もフリークスも、そして大切に運ばれる希望の植物種も)が絡み合い、石油と血液が煮えたぎる。肉体と金属、有機物と無機物の燃えかすが狼煙をあげる。圧倒されはしたが、いまいち乗れなかった自分が哀しい。石油勿体ねえとか思った自分が、哀しい。[投票(3)]

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邦画好きが一度は通る道。清張映画の魅力について。