「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
私はゾンビと歩いた!(1943/米) |
まず、フランセス・ディーの美しさに呆然となる。1933年の『若草物語』でキャサリン・ヘップバーンのお姉さんを演じていた女優だぞ。ストーリはとってもいい加減だが、このムードは素晴らしい。 (ゑぎ) | [投票] | |
窓外に雪が降りしきる紹介所から南洋の島へ。死の気配漂う船上の警告。家族不在の食卓での歓迎。闇を徘徊する白い女、と導入は上出来だが人物が絡みだすと話が散漫になり、どんどん意味が分からなくなる。どうやら「生と死」について語りたいらしいが舌足らず。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] | |
物語は破綻しきっていて脚本も何もあったもんじゃないのだが、正しい画面ばかりが連鎖していて、最後まで観せる持続力が備わっているわけのわからん映画。俺にとって『アイガー・サンクション』と同じ枠。 (赤い戦車) | [投票] | |
優れたホラーは恐怖の先に開ける地平に発見があるものだ。植民地主義の自己批判はレヴィ=ストロース受容の感受性がすでに戦前に存在したことを示している。B級だからこそ語れた真理なのだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票] |