★4 | 感情を外に見せずに主人に仕えることこそが、執事としての自分の道だと信じていたスティーブンス。しかし今や時代は変わり、彼は、日(貴族と執事の時代)の名残りを噛みしめて生きていかざるを得ない。[Video] (Yasu) | [投票] |
★5 | 偶然があまりにも絶妙に人と人を分かつ。美しい苦み。 (ジェリー) | [投票(3)] |
★4 | 想いとは伝えられないほどに大きくなる。。。しかし、わたしはこの名ラストでは哀しくなるというよりも、「だからキミ達だめなんだよ!」と、バスに向って内なる心で叫んでやった。
(ALPACA) | [投票(4)] |
★4 | 寸分狂わぬ時計のように日々を過ごす男にとって、自分も含めた市井の民の運命を左右する天下国家の趨勢は、あまりに身近で展開されるがゆえに目をそらし秘匿すべき対象だった。同様に平常心を揺さぶり、かき乱す恋心に目をつぶり封印してしまった「正直男」の悲しみ。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 原作とテイストがあまりに違っていたので、ガックリ・・・原作はユーモアがあって楽しい小説です。 (ボイス母) | [投票(1)] |
★5 | わたしはわたし。そしてあなたは悲しいほどにあなただった。僕が映画に求めるものの全てはここにはある。絶品。 [review] (町田) | [投票(9)] |
★3 | 時は流れ、世界は激動しても、ただもう邸に括りつけられたかのような彼の人生。羽ばたくことをしない姿をじれったく感じないのは、可愛らしさすら漂うアンソニー・ホプキンスの上品な演技あってこそ。 (緑雨) | [投票(3)] |
★5 | 隠匿された心根を視線の揺らぎや所作の間合いで滲みださせるホプキンスの至芸だが作劇は2人にさほど寄添わない。消えゆく老父と主人を配し執事や女中の変わらざるを得ない慎ましやかな歴史を起動させる。故に30年を経た邂逅の結末は胸搔き毟る。 (けにろん) | [投票] |
★4 | ストーリーその物を表すように静謐な演出と、淡々とした脚本。こんなにも静かなのに、こんなにも壮絶で濃密なのは演出も然る事ながら、役者の腕による所が大きい。役者が下手だったら、ただダラダラしてるようにしか見えないだろうし。['07.3.9DVD] [review] (直人) | [投票(4)] |
★4 | まさかこれだけで映画終わりじゃないだろうと眺めていたらなんと終わった。ここまで地味なのはなかなか記憶になく、徹底していて素晴らしいのではないだろうか。 [review] (寒山拾得) | [投票] |