★3 | 「悪」と「暴力」を巡る「絆」の物語を法を超えたところで決着させるのならば、演出はもっともっと厳格であらねばならない。もはや私たちは『ミスティック・リバー』以後の世界に生きているのだから、という酷な云い方は慎むにしてもだ。云い換えれば、「いい話」の体裁を捏造する仕方に信用が置けない。 [review] (3819695) | [投票(9)] |
★1 | 犯罪そのものを描きたいのならそれに徹すればよい。しかし映画が最初から筋道のついている事件の分析を順を追って示しているだけなら、表現という行為の土台を水に流してしまうことになる。良質の映画とは結果ではなく、撮っていくうちに予想外の価値が付加されていく動態の過程だから。
[review] (ジェリー) | [投票(2)] |
★4 | 伊坂の作品はほとんど読んでいる。この原作も読んだはず、と思っていた。ところが映画を見ていても全く片鱗も思い出せない。恐らく読んでいなかったのだろう。だから原作との関連性は全く分かりません。
[review] (セント) | [投票] |
★2 | この映画のどこが『重力ピエロ』だったのか、よくわかりませんでした。 [review] (chokobo) | [投票(5)] |
★3 | 最低最悪なパラドックス。 [review] (青山実花) | [投票(1)] |
★2 | ミステリーに興味のないことは、おざなりな謎解きに端的に現れ、サスペンスとしては語りすぎる登場人物や事象が野暮ったい。泉水(加瀬亮)や春(岡田将生)の心情の発露劇というには、彼らの心を察するまでには至らず、意志定まらぬ悪しき低温映画。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 演出はとても質が高いところを目指していたようだが、あと一歩。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 飽きさせず見せるにしてもあまりにもミエミエなプロットや反社会的な題材に乗れない部分もあるが、加瀬亮に免じてというか、こういったもの悲しい話は好みなので1点プラス。 [review] (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | この映画にとって最大の重力は原作だったのかもしれない [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] |