★3 | 禍々しい空気はそれなりに出せているが、物語にしても舞台にしてもあるいは「気配」演出にしても出来合いの要素だけで間に合わせた感は否めない。「屋敷」の視覚的魅力も中程度。ベレン・ルエダの指挟まれ〜バスタブ激突や科学的(?)霊媒師集団の扱いなど大真面目な顔で滑稽さに接近してみせた恐怖演出は面白い。 (3819695) | [投票(1)] |
★4 | 暗鬱でそれでいて凝縮した演出で、この映画、ホラー映画なんでしょうが、何か格の高い極みにもっていく人間への憧憬とたゆまない愛が映像のあちらこちらで感じられる。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★3 | 自分はこれをホラーとは思わないが、それでも何度ビクっとさせられた事か。孤児院という場所が意外と怖いものだと気が付いた。 [review] (青山実花) | [投票(2)] |
★3 | ホラーとしてはいささかオーソドックスな展開と語り口なのは、映画の主眼が母性に潜む残酷なまでの献身性の哀れを、ホラー仕立ての大人のおとぎ話として語ることに置かれているからであり、ベレン・ルエダが体現する母親の不安と絶望の先の顛末は痛々しく切ない。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 人が死ぬにも関わらず優しさを感じさせる、捻りの効いたいい映画である、とは思う。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★3 | ショッカーな技法を封印したのは悪かろう筈もないが、心理の深淵に到達する何かがあるわけでもない。結局は『シックス・センス』から『アザーズ』を経た彼岸と此岸の物語の1変奏曲に過ぎない。終盤の謎解きのフラッシュバックは又かとしか思えない。 (けにろん) | [投票(3)] |