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★4 | 情婦(1957/米) | 台詞がすばらしい。法廷劇の見所はなんといっても言葉を発するという基本的な行為にあるが、事の真偽に関わらず、口にしたことが現実として次々に形成されていく様は、弁護士と看護婦との軽妙なやりとりなども加わり、重層的な魅力に満ちている。 | ダリア | [投票(1)] |
★2 | ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔(2002/米=ニュージーランド) | 原作未読派には前作以上に間口が狭い。さっぱり作品世界に浸れなかった。 [review] | ジャイアント白田, マグダラの阿闍世王 | [投票(2)] |
★3 | 僕を愛したふたつの国 ヨーロッパヨーロッパ(1990/独=仏) | 興味深い話だが、壮大な物語を映画の尺にどうにかねじ込んだダイジェスト版という印象。運命に翻弄される主人公の道程を矢継ぎ早の展開で追いかけている為、主人公を含めた人間一人一人の苦しみや哀しみをじっくり表現する“間”がなくなっているのが残念。 | ひろひろ | [投票(1)] |
★5 | ラン・ローラ・ラン(1998/独) | 心躍るとはまさにこの事。プロモーションビデオのような斬新な映像と展開を、長編映画としてきちんとまとめたテクニカルな部分をベースに、虚飾のない生の感情や人生の道程を一瞬垣間見せる人間臭さをちゃんと盛り込んで、躍動感溢れる快作に仕上げている。 | ことは, ジャイアント白田 | [投票(2)] |
★4 | ひまわり(2000/日) | ていねいに描いた日常の筆致と、おぼろげな光に包まれた昔の記憶を巧く重ねて、切なくて印象的な物語に仕上げている。核となる朋美(麻生久美子)の生き方に主体性がなかったのが気になるが、それでもノスタルジックな青春群像劇として十分成功している。 | sawa:38 | [投票(1)] |
★4 | 機動警察パトレイバー2 the Movie(1993/日) | 私たちは家畜の陰惨な末路から目をそむけ日々肉を食らう。 [review] | いくけん, けにろん | [投票(2)] |
★4 | チョコレート(2001/米) | 様々な苦悩と葛藤。そして孤独と贖罪のなかで男女が絡み合う姿は陰鬱だが迫力がある。 | 直人, makoto7774 | [投票(2)] |
★4 | 枕の上の葉(1998/インドネシア) | 作り手が少年たちの存在をやさしく受け止めようとする反面、ストレートチルドレンを生みだす社会構造を嘆く気持ちが、この物語をより過酷な方向へむかわせたのだとしたら、実に切ない相関関係というしかない。 | ジャイアント白田 | [投票(1)] |
★2 | ファーゴ(1996/米) | ちまたに溢れている要を得ない会話。滑稽な人々。まずそうな料理。そんな垢抜けない日常+犯罪の延長を淡々と見せられても正直こまる。映画の表現方法は現実の誇張や理想化ばかりではないと理解できても、この作品に関してはつまらないとしか言いようがない。 | ナッシュ13, けにろん | [投票(2)] |
★3 | ラットレース(2001/カナダ=米) | 笑いの源泉には毒気がある。その意味で、レースの道中はほんとうに楽しませてもらった。しかし、解毒剤ですべてを中和してしまったようなラストは、まったくもって味気ない。 | ナッシュ13 | [投票(1)] |
★4 | トレーニング・デイ(2001/米) | ベテラン刑事に抗いながらも圧倒されていく新米刑事が、観る側の良識の象徴としてしっかり機能していた。おかげで視点のブレがなく、始めから終わりまで新米刑事の“トレーニング・デイ”に否応なく付き合わされ退屈することを許してくれない。実に刺激的だ。 | アルシュ | [投票(1)] |
★5 | 八月のクリスマス(1998/韓国) | 微笑み、窓からの風景、腕を組む仕草、スクーターの音。そして静寂。言葉で語らずとも伝わってくる想いの数々に心がふるえた。そばでそっとふたりを見守っているような温かみのある撮り方が印象的。 | ハム, くたー, ことは | [投票(3)] |
★4 | はつ恋(1999/日) | よかった。さいごはジーンとくる。 [review] | Walden, ことは | [投票(2)] |
★5 | スパイダーマン(2002/米) | 男のコは、変身願望を持っている。 [review] | ナム太郎, ゼロゼロUFO, きわ, ババロアミルクほか7 名 | [投票(7)] |
★5 | 初恋のきた道(2000/中国) | 泣いた。四季折々の美しい村の風景をみごとな構図のなかに収め、バックには心を震わす叙情的な音楽が流れる。そこに健気で一途なチャン ・ツィイーとくれば、もうどうしようもない。 | ナム太郎, ことは, らーふる当番 | [投票(3)] |
★4 | I am Sam アイ・アム・サム(2001/米) | いやあ、泣けちゃったなあ。登場人物の性格づけをうまく表現しているし、名優と名子役の演技が突出した作品ではなく、思いのほかバランスがとれた良作だった。 [review] | ボイス母, Walden, Myurakz | [投票(3)] |
★4 | ブラックホーク・ダウン(2001/米) | 混乱を極めた市街地戦の再現としては秀逸の出来。政治的背景・アメリカ兵の生い立ち・ソマリア側の視点などを多角的に理解するには原作の助けがいる。 [review] | ナッシュ13, ひゅ〜む | [投票(2)] |
★2 | 回路(2001/日) | 生と死の境界をあいまいにして、死が生を徐々に侵食していく恐怖を表現するのはいいが、風呂敷を広げすぎて最後は収拾がつかなくなっている。怖さも話がすすむにつれてトーンダウン。おまけにセリフが薄っぺらくて、作品の世界観から深みを奪っている。 | Walden, ペパーミント, けにろん | [投票(3)] |
★4 | バイオハザード(2002/英=独=米) | テンポよくスリルを味合わせてくれたので満足。ミラ・ジョヴォヴィッチとミシェル・ロドリゲスの女性陣がなんともパワフル。 | ナッシュ13, 直人 | [投票(2)] |
★4 | リトル・ダンサー(2000/英) | 先の見えたおとな達が、次世代のこどもの可能性を信じることで自らの希望を見出す。有形無形の遺伝子の継承は、人間の、いや、生物の利己的かつ根本的な欲求で、その欲求にストレートに応えてくれるところにこの映画のすばらしさがある。 | ゼロゼロUFO, ことは, ジャイアント白田, Ribot | [投票(4)] |