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ゑぎさんのコメント: 点数順

★3上海陸戦隊(1939/日)上海市街の俯瞰を左へパン。共同租界の風景。昭和12年(1937年)7月7日、盧溝橋でシナ軍の不法発砲が元となって戦火が起こり、シナ側では上海の要所に陣地を作った、というようなナレーションが入る。日本軍の「不滅の偉業」が描かれた映画。 [review][投票]
★3帰らない日曜日(2021/英)冒頭、主人公ジェーンとポールの独白が、それぞれオフで(画面外から)流れるが、こゝの、キャンター(駈歩)で駈ける馬の脚、及び尻尾のショットにうっとりする。 [review][投票]
★3僕らの世界が交わるまで(2022/米)ミニマルな設定・構成ながら、画面は緩みなく見せて好感を持つ。ハンディカメラ、レールを敷いたような屋外の横移動、カチッとした切り返し、硬軟取り混ぜてよく見せる。ただし、画質のヌケは悪い。一見して16ミリと思う。 [review][投票]
★3いつか、いつも‥‥‥いつまでも。(2022/日)全編に亘って小さなクスグりを絶え間なく繰り出して来て、とても面白く見ることのできる映画だと思う。唐突な怪我、水濡れ、服の破れ、テーブルの落書きなど何かの毀損のイメージが繰り返されるのも、それに寄与している。 [review][投票]
★3劇場版 ラジエーションハウス(2022/日)地球全景からズームインのようにワンカットで地上に寄る導入ショット。続いて壁の話。油絵イメージの背景、綺麗な草花の道を歩く窪田正孝本田翼。 [review][投票]
★3アトランティックス(2019/仏=ベルギー)これは一筋縄ではいかない不思議なテイストの作品だ。私の感覚では、傑作とまでは云えないが、力のある映画ではある。舞台はセネガルのダカールで、冒頭は建設現場のロングショット。 [review][投票]
★3香も高きケンタッキー(1925/米)本作のインタータイトル(挿入字幕)は、ヴァージニアス・フューチャーという名前の牝馬の独白と、人間の会話の両パターンで構成されている。明確な主人公は、この牝馬なのだ。 [review][投票]
★3四人の復讐(1938/米)ジョン・フォードというよりは、ヘンリー・ハサウェイなんかがやりそうな題材で雇われ仕事っぽいのだが、それでもかなり面白い映画だ。 [review][投票]
★3最後の一人 潜航艇哀話(1930/米)音楽なしのタイトルクレジット。開巻は上海の歓楽街のシーン。街や酒場の喧騒は効果音が入っているが、科白には音声が無く、サイレントらしいインタータイトルが出る。 [review][投票]
★3血涙の志士(1928/米)アルジェリアの外人部隊。長テーブルでの食事シーンにヴィクター・マクラグレン−ホーガンがやって来る。食事に合流するが、手紙を読み、どうしてもアイルランドに行かねば。殺したい奴がいる、と云う。 [review][投票]
★3黒時計聯隊(1929/米)フォードのトーキー初監督作。次作の『最後の一人 潜航艇哀話』は半サイレント半トーキーのパッケージしか残っていないようだが、本作は完全にトーキー版でした。 [review][投票]
★3東京画(1985/独)東京物語』のクレジットバックから冒頭の抜粋を映すアバンタイトル。全編、ヴェンダース自身のナレーションが入る映画。当時の東京の風景を見るのは叶わぬ夢になりそうだと最初から云う。 [review][投票]
★3細雪(1950/日)導入部は大阪の街の大俯瞰。中之島の風景などが映る。続いて上本町にある旧家の玄関の少し高い俯瞰。山根寿子が歩いて来て入って行く。 [review][投票]
★3素晴らしき日曜日(1947/日)正直、終盤以外は、実に面白いと思いながら見た。いろいろ下手っぴなところは見受けられるけれど、この演出の図太さは、他の人ではできないことだと感じた。ヤッパリ黒澤の力って恐るべきものだ。 [review][投票]
★3フットライト・パレード(1933/米)本作の米国での公開は1933年10月。『四十二番街』が同年3月で、『ゴールド・ディガース』が5月とのこと。二匹目三匹目のドジョウを狙った企画ということになるが、これは、この後もどんどん続いていく。 [review][投票]
★3劇場版 君と世界が終わる日に FINAL(2024/日)テレビドラマ等の過去作は一切未見でこの映画を見る。そのこと自体は(私に関しては)全く問題ないと思った。本作は脳を停止させる映画だ(あ、観客の脳じゃないですよ)。 [review][投票]
★3四十二番街(1933/米)短い空撮俯瞰ショットから始まり、通りの行先案内標識を繋ぐオープニング。主人公はブロードウェイのミュージカル演出家−ワーナー・バクスター。 [review][投票]
★3哀れなるものたち(2023/英)もとより、超広角レンズの使い倒しは見る前から予想していたので、そこは我慢する覚悟を決めていたのだが、しかしそれでも、魚眼レンズとそれを強調するような、アイリスのような除き窓のような丸い視野の画面の頻出には辟易した。 [review][投票]
★3君は放課後インソムニア(2023/日)舞台は石川県七尾市。溶明する前に、水辺の音。奥平大兼が、早朝の港(入江)にいる。独白で、不眠の状況を語り、自室のベッドで眠れない様子を俯瞰の定点的なジャンプカットで示す。水辺に戻って朝日の斜光。いいオープニングなのだ。 [review][投票]
★3少女は卒業しない(2023/日)町の俯瞰。大きな川がある。山の上から撮ったような固定ショット。続いて女子高生の登校風景。男女ともブレザーの制服。私服は認められていないよう。山梨県立島田高校。 [review][投票]