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ゑぎさんのコメント: 更新順

★4運び屋(2018/米)彼が演者として映っているだけで映画らしくなる、というような簡単なものではないと分かってはいるのだが、それにしても、例えば近作5作のパワーダウンを完全に払拭する。どうしてこうも違うものなのか。 [review][投票(4)]
★3アルゴ(2012/米)大勢の子供たちを使って、シュレッダーにかけた書類のゴミから、モンタージュ写真を作らせる、というのはとても良いアイデアだと思うが、もっと映画的に上手く見せられるのではないだろうか。全般に、イラン側の敵役としての造型が弱い。 [review][投票(1)]
★3アリータ:バトル・エンジェル(2018/米)世界観全体も、キャラクターも、薄っぺらい。ジェニファー・コネリーのガーターベルト姿を見ることができたのは救い。 [review][投票]
★3タロットカード殺人事件(2006/英=米)ウディ・アレンスカーレット・ヨハンソン の二人が会話というか議論するシーンは最初のうちはいいが後半になって流石にうんざりさせられる。いつものことながら演出には「映画」を志向する部分が希薄だ(わざとだ)。 [review][投票(1)]
★3マッチポイント(2005/英=米=ルクセンブルク)落ち着いた色調とローキー気味の画面がいい雰囲気のシーンも沢山あるのだが、それでも、映画として中途半端で、物足りない場面も多いのだ。スカーレット・ヨハンソン登場の逆光ぎみの光線処理、レストランやパーティ場面の光量を絞った、あるいは斜光を取入れた画面はいいと思う。 [review][投票]
★3リリーのすべて(2015/英=独=米)全編鏡の映画。窓ガラスもほとんど鏡として使われる。アンバー・ハードが在籍している劇場の衣装部屋の鏡も印象的だが、何と云っても、パリの覗き部屋のシーン、こゝで使われる覗き窓の、鏡としての使い方がスリリングだ。私はこゝが白眉だと思う。 [review][投票(1)]
★3英国王のスピーチ(2010/英=豪)コリン・ファース演じるジョージ6世と吃音矯正の治療師・ジェフリー・ラッシュとの友情のお話。王族と庶民の対比の面白さ、という部分では、例えば、ラッシュの家と治療室へは、狭いエレベーターを使わないと行けない、なんて描写があるのだが、このあたりは淡泊な描き方だ。 [review][投票]
★4赤い砂塵(1959/米)思わぬ拾いモノという感じの、いい西部劇だった。演出だってバッチリ決まっている。撮影は『シェーン』のロイヤル・グリッグスだ。敵役としてのジェフ・チャンドラーの存在感が圧倒的。そして、ハリー・ディーン・スタントンの顔が見られたのが嬉しい。[投票]
★3決断(1959/米)ダドリー・ニコルズのプロットは、流石に巧いもので、人物の描き分けが見事だし、ドラマ展開も面白い。撮影は『胸に輝く星』のロイヤル・グリッグスだ。しかし、マイケル・カーティスの演出は、どうしてこんなに普通に撮ってしまうのだろう、と思ってしまう。いかにもありきたりな西部劇にしてしまっている。[投票]
★2スラムドッグ$ミリオネア(2008/英)テレビ番組「クイズ・ミリオネア」に出演中の青年ジャマール、警察署で尋問されているジャマール、及び子供時代から青年期までの回想の三重構造を取り、構成される。いつ頃からだろう、ストレートに時間を繋がないことで、小手先の興味の持続を狙うことがこんなに流行するようになったのは。 [review][投票(5)]
★3フォレスト・ガンプ 一期一会(1994/米)ゼメキス+バージェスのコンビでの第1回作品。この時点で既に、現実(あるがままの被写体)の撮影と見紛うようなコンピュータ処理が志向され、実現されていると思われるが(例えばシニーズの足など)、しかし、舞う羽根をカメラが追いかけるようなカットを除いて、それが映画としてのケレンに繋がっていないのが、少し物足りない。 [review][投票]
★2おくりびと(2008/日)死者のアイデンティティ(その人らしさ)を描いた映画だが、多くは、あくまでも残された者の自己満足として充足してしまい、落ち着きが悪く、複雑な心境にならざるを得ない。ジェンダーの問題もそう。「今までで、一番綺麗」なんぞは、容認し難いファンタジーだと思う。父親の顔のフォーカスも象徴的だ。 [review][投票(5)]
★4ビール・ストリートの恋人たち(2018/米)葉が黄色く紅葉した木の枝。その下の公園の道を二人(ティッシュとファニー)が歩いて来る俯瞰。まずこのファーストカットで心つかまれる。黄色と青の衣装。この後、ずっと特徴的に使われる色遣いだ。 [review][投票(2)]
★3カウボーイ(1958/米)デルマー・デイヴィスの西部劇はどれも水準以上ではあるが、突き抜けた面白さに欠ける、という感覚を持っている。これもそうだ。 [review][投票(1)]
★3折れた矢(1950/米)画面造型として大きく二つの良い点がある。一つは、カメラワークのきめ細かさで、ドリーとパンニングを使って絶えずカメラを動かし、的確な構図を維持していく。屋内でも屋外でも会話シーンにおけるカメラワークはとても繊細な演出がなされている。 [review][投票(1)]
★3アランフエスの麗しき日々(2016/仏=独=ポルトガル)今さらヴィム・ヴェンダースがこういう試みをする必要があるのだろうか、とも思うのだが、だいたい、そういう意味性に無頓着な人なのだろう。考えてみると、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の時だって、同じような感慨を持った。 [review][投票]
★3ゲット・アウト(2017/米)こういう映画の常で、謎の風呂敷を広げる中盤までは、とても面白い。特に、豪邸の庭師とメイドの奇矯な言動が、気味悪くてゾクゾクする。夜の庭師の全力疾走には笑ってしまうではないか。表情の怖さではメイドに軍配を上げる。 [review][投票(2)]
★3デッドラインU.S.A.(1952/米)余りに「正義」「正義」を押しつけてくるので辟易させられるが、そういう時代だったんだろうと思う。或いはリチャード・ブルックスらしさか。この映画のハンフリー・ボガートの扱いを見ると彼はアクターではなく、スターだったんだということがよく分かる。最も良いシーンは、お通夜のシーンだ。[投票]
★5簪(1941/日)本作も山道でロングショット、歩く人々を後退移動で撮ったカットから始まる。山間の宿屋とその周辺を舞台にしている、という点で『按摩と女』の姉妹編のような作品だ。按摩も登場し、こゝでも、目明き同等か、目明き以上に物事に対応できる、ということを描いたシーンが挿入される。 [review][投票(2)]
★4みかへりの塔(1941/日)本作も、もう道が主役と云っても過言ではないぐらい、道の映画だ。開巻から、道を歩く人を映す。学院内を、先生の笠智衆と見学者達が歩く場面で始まり、これらの人々を、正面後退移動のカットや、ドリーで横移動するカットなど、様々な視点で繋ぐ。 [review][投票(1)]