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ゑぎさんのコメント: 点数順

★3ユンボギの日記(1965/日)スチル写真のみで構成された、『ラ・ジュテ』(1962年作。日本公開は1999年)形式の映画。マルケルに比べると、画面が持つショッキングさも、瑞々しさも、少々劣っていると私は思う。ユンボキ少年の声は女性の声優が担当し、小松方正のナレーションが入る。 [review][投票]
★3ミッドウェイ海戦(1942/米)アホウドリか?海鳥が何度も映る。空のカットで、遠くの方で飛翔する海鳥たちを小さく映したものと、ほゞ同じ大きさの戦闘機のカットが繋がれるのは、マッチカット的な意識があるのだろう。 [review][投票]
★3トムボーイ(2011/仏)ファーストカットは、主人公ロール(ミカエル)の後頭部。背景に街路樹が動いていく。走る車のサンルーフから半身を出しているのか?お父さんが運転する。お父さんは、安全のために足を持っている。 [review][投票]
★3明治一代女(1955/日)柳橋芸者の木暮実千代と、売り出し中の歌舞伎役者、北上弥太朗との恋の物語、とてっきり思わせる導入部から、どんどんと箱屋(芸者のお供)の田崎潤が映画を背負って立つ存在になっていく。 [review][投票]
★3ホノルル・東京・香港(1963/日=香港)尤敏(ユー・ミン)+宝田明主演「香港三部作」の第三作。タイトルの三都市の景色でクレジットが入る。東京は皇居二重橋、皇居側から撮った日比谷などが映る。本編のロケーションも、ホノルル〜東京〜香港〜東京、とシンプル。 [review][投票]
★3天才マックスの世界(1998/米)本作の時点ではシンメトリーな配置は少ないし、横移動は多々あっても、真にキャッチーな横移動はあまりない。 [review][投票]
★3殺されたミンジュ(2014/韓国)序盤に予測させた残虐描写のエスカレートは、思ったほどではなく、ちょっと期待外れ。それほど痛さを感じさせない見せ方なのは、どうしたものか。ワザとか。 [review][投票]
★3The Guilty/ギルティ(2018/デンマーク)緊急通報を受けたオペレーター(警察官)だけをほゞ映し続け、電話の音(声)と応対で、事件の全容と解決を描いていく、という趣向の作品だが、同時に、主人公の変貌と、人生を左右する決断をも描くのだから、なかなか上手く作られている。 [review][投票]
★3熱帯魚(1996/台湾)序盤は、主人公の中学生ツーチャンの日常描写。学校の様子。受験戦争。首にコルセットをした厳しい女の先生。友達とゲーセン。憧れの女の子へのアタック。この時点で何度か熱帯魚も映るが、幻想シーンの潜水艦などチープな美術含めて、かなり未整理な感覚を持つ。 [review][投票]
★3風が踊る(1981/台湾)シャオシェンが前作『ステキな彼女』に引き続いて国民的歌手フォン・フェイフェイを主演にむかえて撮ったアイドル映画。実は、このような物云いは正確で無いのかも知れない。 [review][投票]
★3よく知りもしないくせに(2009/韓国)ほゞ二部構成。主人公は映画監督(劇中、理解不能な映画を作る、と云われる監督)で、前半は堤川市での映画祭に、審査員として招かれた際に遭遇する出来事。そして後半は、映画製作についての講義のために訪れた済州島での、ほろ苦い恋愛譚。 [review][投票]
★3暗黒街の対決(1960/日)三船敏郎が、二つの派閥(河津清三郎の組及び、敵対する鶴田浩二)の両方に近づいたり、組んだりしながら、かき回す、『用心棒』的なプロット展開だが、こちらの方が黒澤より先なのだ。 [review][投票]
★3森の鍛冶屋(1929/日)わずか20分弱の欠落版を見たが、清水宏で、現在残っている最も古い作品らしい。自然描写や、人が歩くシーンはほとんどないが、冒頭の、次郎が川の側の木から落ちるシーケンスで、父親の井上正夫が対岸から川を渡ってくる演出がいい。 [review][投票]
★3ニースについて(1929/仏)これが矢張り、『カメラを持った男』(1929)に似ているのだ。いずれも、ドキュメンタリーとは云っても、そう云い難いほどの、かなり作為的な演出が施されている。そしていずれも男性的欲望の露呈に対して真摯かつ忠実な潔さがある。 [review][投票]
★3婦系図(1934/日)本作を見た後に原作を読む。順番としては、三隅版、衣笠版、本作と先に映画を見た後に原作を読んだことになる。尚、マキノ版を未見なのが悔しい。いつか見ることが叶えばと思う。また、三隅版はずいぶん昔に見たので、ほとんど忘却の彼方にある。 [review][投票]
★3少年の君(2019/中国=香港)たいへん力のある映画だが、冗長に感じられる描写、インサートが多い。特に、受験戦争イメージの執拗なインサートは、うるさい。例えば、答案の管理の描写まで挿入しなくてもいいのでは、と思う。 [review][投票]
★3命美わし(1951/日)会津若松のお城のガイドの声。石垣からお堀にかかった橋の上で、投身自殺の名所だと云う。夜。お堀からパンニングして、民家の灯り。この、お城の側の家が主な舞台だ。杉村春子笠智衆が、それぞれ琴と尺八を楽しんでいる。 [review][投票]
★3ガンモ(1997/米)ソロモンとタムラーという二人の少年の猫殺し(だけじゃないけど)の日々と、クロエ・セヴィニーら三姉妹(こちらは猫がペット)、及び、ウサギの耳を付けたバニーボーイという三組の描写が中心。 [review][投票]
★3エノケンの近藤勇(1935/日)近藤勇と坂本龍馬の二役を演じるエノケン、榎本健一の元気のいいギャグを堪能できる。近藤勇と高下駄の関係が面白い。また、桂小五郎役の二村定一の二枚目ぶりもいい。 [review][投票]
★3イヤー・オブ・ザ・ホース(1997/米)冒頭タイトルで、乗馬が駈けて来る画面があり、「馬年」という漢字も出るのには驚く(「午年」だろうと思うが)。続いて「Proudly Filmed in Super8」「(and 16mm & Hi-8 video)」と出る。 [review][投票]