[コメント] ブリジット・ジョーンズの日記(2001/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
最初の感想=「コレがロンドンの話?何処がぁ?」 ロンドンらしさは「クルマでパリを目指す」ってトコロだけ。 他はニューヨークが舞台だろうがなんら問題ないお話しと思われる。
だって、ブリジットが「ロンドン在住の独身女性に見えない!」んだもの。どっちかってえと、「結婚したいヤンキー」(アリー・マクビールか?)に見える。 「世界中の大都市は似通ってきていて、平均化が進んでいるから、実はコレは独身女性のグローバルスタンダードなのです」ってコトか??
う〜む、「ヒトデナシ@顔&セックスがいい男」の上司だけが「イギリス的」ではあったが、ソレだけであった。
90分そこそこで結婚したい女性の人生をかいま見ることが出来て、現実(自分)よりは遙かに恵まれた彼女の人生を指をくわえて「あらン、彼女ってモテモテじゃん?仕事も順調でいいわね」なんて言いながら、「あぁ〜、アタシにもこんなチャンスが巡ってきたらいいわね〜」と妄想に浸ってみる、そんな映画。
90分限定のアトラクション。 四の五の言わずにこの世界に浸って妄想すべきなのだろう。二人の男に求愛される自分を。
しかし、おなじ境遇を描いていても、人生はそうは上手くいかないモンねという点でアリー・マクビールに高々と軍配は上がる。
あ、ナンデワシがブリジットに共感できないのか今、ワカッタよ!
「人生を分け合う伴侶」が欲しいんじゃなくて、タダの見栄えが良い&収入が良い&セックスが良い&ついでに性格もいい&ありのままのワタシ♪を「愛してくれる」夫が欲しいだけだったんだー!わはは。 現実にそーいう理由で結婚したがるヒトも多いが、舐めんなよ・・・・
恋愛映画の仮面を被りながら、実は恋愛の陶酔も熱狂もなにも描いていないんだな、この映画!
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (18 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。