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[コメント] グッバイ・クルエル・ワールド(2022/日)
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★2とにかく、おっさん&若者達の暴力アクションシーンがダサくて見てられない。この手の作品はアクションシーン演出が不味いと、コント芝居に見えちゃう哀しさ。カタギになろうと藻掻くが、過去の仲間に足を引っ張られる西島秀俊の苦悩など、所々に見所あるシーンもあるので残念でならない。 「フォーッ!!」と咆吼する宮沢氷魚の芝居は、絶対にギャグだろ。 (AONI)[投票]
★4邦画とは思えない導入部分にゾクゾクした。美流と大輝の今後や......いろいろ気になるラスト。 [review] (IN4MATION)[投票]
★3GONIN』の縮小再生産。核のふたりの虚無、刹那感が表層的で、自分に酔った愚か者にしか見えない。参照されたと思しき(今や)古典からの引用も半端で、特に終幕の海の微妙さには首を傾げる(たけしさんいかがですか)。美意識ってものがありそうでない。『GONIN』には美意識があったのだ。あれが良かったのだ。 [review] (DSCH)[投票(1)]
★3犯行グループVSヤクザの骨太展開ではなく搦め手からの圏外因子が物語を撹乱する。そういう映画ならそれもいいがティナ氷魚のカップルの壊れ方は余りに唐突。錯乱する展開に竿刺す三浦子飼い連の混沌は締めるべき2人に仮託する詠嘆を薄める。 (けにろん)[投票(2)]
★4どん詰まりの底辺で、諦観と絶望と欲望と自暴自棄とが混ざり合った中で、死屍累々となっていく映画。すっきりする映画ではなく、それなりに世相を反映させている分、いくばくか重い気持ちにもなるし、『俺たちに明日はない』を思い出させるものもあった。 [review] (シーチキン)[投票]
★3冒頭はアメ車の走行シーン。ビンテージのサンダーバード(トリノバーズ)だ。BGM(ボビー・ウーマック)がカッコいい。こゝに銃口のアップショットや、腹部が血まみれのショットがフラッシュフォワードされる。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5はなから組織に属せない、あるいは外された者(つまりは個人)の非力さを描いて容赦ない。裏返せば、それは権威に従属さざるを得ない脆弱批判でもある。この弱き者たちへの忖度なしの仕打ちは大森立嗣のオリジナル『タロウのバカ』に通じる“冷たい挑発”を感じる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]