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[コメント] いつか読書する日(2004/日)
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★4抑圧された感情がクロスする見事な演出でした。 [review] (chokobo)[投票]
★4昔の邦画っぽい作りが逆に新鮮。演出が非常に巧みで最後まで飽きさせない。ラストあたりはちょっと強引過ぎると思うが全体的にとても素晴らしい映画だと思う。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4早朝の、薄暗い藍に染まった町の色。牛乳瓶の鳴る音。自転車の回る車輪で円を描く橙色の光。導入部から観客を映画的な幸福感で包み込んでくれる。地味な作風のようでいて、画面は色彩の愉しみに充ちている。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
★4田中裕子ほど化粧の似合わない女優はいないと思う [review] (TOMIMORI)[投票(3)]
★5すでに生活と化した女の激情に背筋が寒くなる。まさしく「ザ・ミルクウーマン」の映画。 [review] (林田乃丞)[投票(5)]
★4地味ですが、味があります。確かに。洋題がなんか変だけど。 (ぱちーの)[投票]
★3本の匂い、本屋さんの匂い、ひいては街の一角でひっそりと構える本屋さんならではの“風”を感じた。映像と音声とその間合いを上手に図り、映画を丁寧に構築している点も好印象。これといった強い押しはないけれど、良い作品ではある。 (リヤン)[投票]
★5配役同様、地味だが本物の味わいを感じる秀作。路面電車と自転車で現在の2人の距離感を示すショットや、秘密を知り得るきっかけとなる牛乳瓶の音の使い方などは本当に巧い。階段というロケーションや、社会問題に踏み込みすぎない映画的さじ加減も絶妙。 (ナム太郎)[投票(2)]
★4地味に生きてきた男と女が、人生の半ばを過ぎて色気を出すと…[シネマ・アンジェリカ] [review] (Yasu)[投票]
★4複雑に入組んだ街並みと、不可解な遠回りを続ける物語。滑稽を通り越して奇怪にさえ思える、その婉曲。しかし、それがそもそも人間というものの本質ではないかと腑に落ちた時、全ては必然となる。 [review] (くたー)[投票(3)]
★3視界の端に相手を捉える日常。 視線も言葉も交わさなくても、同じ空気を吸い、確かに近くに存在していると言う安堵感。 この感覚、、分かるなあ。 [review] (リア)[投票(4)]
★4老いても生きてゆく者と充足して死にゆく者。死んでしまうことができれば、あるいはその瞬間、満ち足りた気分を思い切り吸い込むことができるのかも知れない。だが冒険に生きることを放棄し、平凡な多忙さをおのれに課した者には、充足した時間など老いさらばえてもやって来ない。化粧をしないシジフォス、田中裕子が燃えられたのはたった一夜であり、今日も彼女は自転車を駆る。 (水那岐)[投票(1)]
★5これはちょっとした怪談なんだと思う。坂の町に静かに、つましく、乱れる事無く暮らしてきた一人の女の妖怪の物語。 いや、この映画に出てくる女は皆妖怪で、男は…生贄? [review] (レディ・スターダスト)[投票(4)]
★4文学的秀作。いくつかの不満。 [review] (ぱーこ)[投票(4)]
★4この映画で一番印象に残ったのは[音]。作品にとって重要な部分だと思う。 強烈なアピールはしてこないんだけど、見終わった後にも牛乳瓶のカチャカチャする音や、自転車の車輪の回る音が頭に残る。ただ一つ言うなら [review] (あちこ)[投票]
★5筆を折るとき [review] (町田)[投票(7)]
★4ときに街は物理的にも心理的にも人を閉じ込め人生そのものになる。だから若者は本能的に街を出ようとする。苦悩の象徴のような急坂を日常として受け入れた女と、坂の頂上に篭るように暮らす男。30余年をそうして過ごした2人に相応しい恋の結末だった。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4淡々とやさしく過ぎていく時間のなかに、深淵が口をあけている。あまりにも必然のラスト。 [review] (worianne)[投票(10)]
★4岸部一徳ファン必見! [review] (ペペロンチーノ)[投票(9)]
★4いい映画だ。日本映画独特の繊細な感覚を長崎の坂に託している。映像、演出、演技ともまさに研ぎ澄まされている。これぞ日本映画の秀作だ。 [review] (セント)[投票(4)]
★4いろんな女性が出てくるところがよかった。仁科亜希子の本気はちと怖すぎるか。 (kenichi)[投票]