★4 | 何年経っても懐メロが流れているような錯覚を抱かせる過去への荒い解像度が、少年にシャリフが転生されたかのようなSF感覚をもたらし、感化を与えた少年にやがて陥落させられる少年愛の典型的過程に付加価値が生じている。 (disjunctive) | [投票] |
★3 | 映画のマジックみたいなものを感じさせる場面がある。映画のマジックって、何なんでしょうね。 [review] (G31) | [投票] |
★5 | オマー・シャリフは実はコプト派キリスト教徒で、エジプトでは圧倒的少数派です。私の元彼はアブダルラハマン・アル・シャリフといい、「名前を盗まれた!」と憤慨していますが、こんなに良い俳優なんだもの、名誉な事なんじゃない?と思います。 [review] (りかちゅ) | [投票(2)] |
★3 | 年の離れた者同士の友情。孤独。 [review] (青山実花) | [投票(1)] |
★4 | モモ少年は物すごく運がいい。 [review] (ユリノキマリ) | [投票(1)] |
★3 | ハッとさせられるセリフが多くあります。戒律主義に対する内面主義のイスラム教に興味が沸きました。 (NAO) | [投票] |
★5 | 無駄な映像・セリフは全て排除、ただ人の顔と生活の中で交わされる会話があるだけ。映画的エッセンスといえば効果的な音楽くらいか。人との関わり合いはかくも儚く刹那的だが、同時に必然であり崇高なのだと、この映画は言っている。 (MM) | [投票] |
★3 | 題材は好きなのだが、いかに舞台が60年代とは言え、未だに未練たらしくトリュフォーの亡霊を教科書的に引きずるヌーベルバーグ忠誠心がわざとらしく薄気味悪い。パリの異邦人という普遍的テーマは、03年という「今」の作法で描かれてこそ「今」の意味がある。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 「少年と老人の交流を描いたヒューマンドラマ」というだけでどんな話か想像出来てしまうだろうが、細部はどうあれ、想像通りの話です(笑)
しかしそんなの俺も百も承知で観てますけど、弱いんだよ、こういうの基本的に。。
(Curryrice) | [投票(1)] |
★4 | 出だしからして粋だ。冴えない花売りに25フランでバラの花を買う娼婦。生き生きとした街並みの人々を写すカメラ。まさにフランス、大人の国。男の子もませているが人生を知っている。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | すこし悲しげな映像、モモの成長。おじさんからのメッセージ。真昼間から立っている娼婦たち。すべてがおしつけがましくなく、さりげなく、それでいて優しい。 (あちこ) | [投票(1)] |
★5 | オマー・シャリフがいい歳のとり方をしている。悪童に説教を垂れず、自分の恥ずかしい側面を隠さず、かといって子供をワルの道に引きずり込むでもなく、彼は何恥じることもないムスリムなのだ。イスラム教に悪い印象を持っている人に騙されたつもりでこの映画を観てもらいたい。 [review] (水那岐) | [投票(3)] |
★5 | 断定的な物言いや、シンプルな物語構造を補って余りある魅力的な「映画の花」に充ち溢れた秀作。躍動的な手持ちカメラが捉える一瞬の表情には、人物のリアルな感情や豊かな(或いはその逆の)関係性が確かに息づいているし、フランス映画らしい省略に彩られた語り口からも、豊穣な時間の流れを感じとることが出来る。シャリフ、子役、ブルー街(殆ど雑貨屋周辺しか描写されないにも拘らず!)の存在感が本当に素晴らしい。 (町田) | [投票(3)] |
★3 | 何か今ひとつ焦点が散漫でぼやけていた印象。結果的に特に印象に残ならず終わった。まぁ「印象に残らない」って事も、ある意味凄いんだけど。 2005年2月24日劇場鑑賞 [review] (ねこすけ) | [投票] |
★3 | しつこく描けばいいって問題ではないけれど、なにを伝えたかったのか良くわからなかった。女の子のことも、親子のことも描きたい、一緒に過ごした時間にも重きを置きたいし、ロードームービー要素も入れたかったということなのか、散漫な印象を受け、結局は物足りなかった。 (なつめ) | [投票(1)] |
★4 | イスラム社会とユダヤ社会。どちらも国際社会では敬遠される存在になりがちだが、イスラムにだって禁欲を謳わない宗派があれば、ユダヤにも狡賢くませた少年がいる。我々と変わらないのです。人生楽しくやりましょう。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票(3)] |
★4 |
何と言っても説教臭くないトコロが良い。どこか懐かしい映像,ユーモアと哀愁。ポップな音楽。確かに心温かくなる映画で、つい微笑みながらの鑑賞になってしまった。 [review] (リア) | [投票(2)] |
★3 | タメを作った前半は良かったが、そのタメを生かせず後半で失速。あんなオチだったら別に旅に出なくても同じじゃないか。[ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズ7 (TIFF2004)/SRD-EX] [review] (Yasu) | [投票(2)] |