ペンクロフさんのコメント: 投票数順
宇宙大怪獣ギララ(1967/日) | 小学生の頃に観て、月面の腑抜けた描写に耐えられず、ギララちゃん登場前に観るのをやめた。 [review] | [投票] | |
幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬(1986/日) | テレビ局が映画に続々参入していた頃の、テレビドラマから派生した映画の典型。冒頭、TBSと電通のクレジットに脱力させられる。相当にデキの悪い、金だけはかけてるバラエティ寄りのテレビドラマ。 | [投票] | |
砂の器(1974/日) | 70年代風景映画としては最高に充実しているが、話はデタラメ。身元不明のおっさん1人が殺された事件で警視庁がこれほどの時間と人員を割いて捜査するとも思えない。聞き込みする時も異常に押し出しの強い丹波哲郎。 | [投票] | |
THE CROSSING 香港と大陸をまたぐ少女(2018/中国) | 中国と香港の「一国二制度」の歪みはいまさら世界の叡智を結集しても解決できていない問題で、少女の手に負える話ではない。そんな問題がなくたって、思春期は問題だらけで大変な季節なのだ。気の毒やなあと思ってるうちに映画が終わってしまった。 [review] | [投票] | |
13月の女の子(2020/日) | 少女たちの「リリカルなのは」な「櫻の園」を期待して(キモい)観に行ったが、奇天烈な展開にポカーン。そうか、そういうやつか。そういうやつは、ボカーちょっとなあ… | [投票] | |
燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020/香港) | ドニーさんのデブゴンなんて面白いに決まってる。劇薬竹中直人の扱いも危なげない。丞威もいい仕事してる。ロボットダンスやりはじめたらどうしようかと思ってたけど(『TOURNAMENT』(2012年)のレビュー参照)。 | [投票] | |
4匹の蝿(1971/伊=仏) | 処女作から続く、アルジェントが確立されるまでの試行錯誤時代。後世の我々からすると、傑作『サスペリアPART2』でアルジェントが大爆発するまでに至る道程として興味深い。 [review] | [投票] | |
わたしは目撃者(1971/独=仏=伊) | 理屈抜きでどこにでも現れる犯人視点。ジャッロというジャンルには疎いが、ものの道理が通用しない展開、カタがつけば(悪人が死ねば)余韻もなく即座に終わるなど、昔の香港映画にかなり近い印象がある。 [review] | [投票] | |
アンダードッグ 後編(2020/日) | 湿り気100%の負け犬映画ゆえ、森山未來が再び立つためのセットアップは入念すぎるほど入念で、堕ちるとこまでとことん堕とす。デリヘル店長はカチコミに行くし、新海先生の娘さんまで動員される。 [review] | [投票] | |
アンダードッグ 前編(2020/日) | 噛ませ犬森山未來は、やたら夜のジムのリングに寝転がる。日本タイトルでのKO負けの記憶を、少しでも薄めようと試みているのだ。防衛本能と自傷行為は表裏一体なのだと知れる。 [review] | [投票] | |
歓びの毒牙(1969/伊) | 処女作から「殺人者の視点カメラ」を使ってることに驚く。アルジェントはいつも人殺しの側に立つ。人を殺す代わりに仕方なく映画を作ってる。我々は劇中の殺人者と監督のアルジェント、両者の「人を殺してえんだよおお」という欲望をダブルでぶつけられる。 | [投票] | |
ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020/米) | 娘たちの再現度が素晴らしく、すげーマジでビルとテッドの娘だよーエクセレーン、と思ってしまった。この暗い世相に、善良でハッピーな映画は胸に沁みます。 | [投票] | |
ヨコハマBJブルース(1981/日) | えらくホモい話で驚いた。様々な時間帯の光を捉えた横浜ロケは魅力あるが、お話は雑、御都合、不可解。ホモい映画はいきおい陶酔したロマン文法に走りがちだなあ、なんて思った。 | [投票] | |
恐怖の報酬(1977/米) | 渡河の場面など本当に頑張ってて凄いのだが、観念スリラーの域に達したクルーゾー版には敵わず。トラックが砂利道で結構スピード出してて、オイオイと思う。 | [投票] | |
羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来(2019/中国) | 武侠小説の世界観をベースに日本のサブカルを花開かせており面白い。が、web版(この映画は前日譚)の方が呑気で好きだな。ムゲンのやってることは少数民族迫害にしか見えない。あとシャオヘイ、ストックホルム症候群ですね… | [投票] | |
続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020/米) | ジュリアーニをハメるくだりは大快挙。トランプ政権がゴロツキ集団であることを満天下に示した。 | [投票] | |
アパートの鍵貸します(1960/米) | 練り込まれたダイアローグなんかホントに名人芸なんだけど、引っかかる点も多い。たいへんグロテスクな話を、超絶オシャレ技巧で上品に語られたような居心地悪さ。しかしこの歪で強烈な引っかかりが、忘れがたい印象を残すのも確かだ。 [review] | [投票] | |
華氏119(2018/米) | 水野晴郎はいろいろな映画をわりとカジュアルに「病んだアメリカ社会を描いた」映画にしちゃう人だったけど、いやー、今も病んでるよなあ… [review] | [投票] | |
神の一手(2014/韓国) | 格闘アクション碁映画という奇跡。阪本順治の『王手』も面白かったけど、ここまでは飛べなかったなあ。 [review] | [投票] | |
旅愁の都(1962/日) | オープニングタイトルの不穏な1曲を全編あらゆる場面で何度も何度も使い回しまくっており、他には宝田明の歌が流れるだけ。こんなテキトーな映画音楽ってあるのかよ! [review] | [投票] |