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ペンクロフさんのコメント: 投票数順

★2男たちの大和 YAMATO(2005/日)往時の人物らに多分に現代っ子メンタリティが見受けられるのは、「現代的解釈」といったものとは大きく異なるだろう。単に現代っ子たちが作り演じる学芸会だ。感情移入のために時代精神を曲げまでして、なお感情移入できないのだから困る。[投票(1)]
★3ポリス・ストーリー レジェンド(2013/香港=中国)人情羅生門。タイ人とのケージマッチが単なるアクションの見せ場ではなく、登場人物たちの感情を揺さぶりドラマを推進させる仕掛けになっておりジャッキーらしい。あと、娘のチョロいグレっぷりも実にジャッキーらしい。[投票(1)]
★3チャッピー(2015/米=メキシコ=南アフリカ)神経ヘルメットを誰が使うか判る場面には胸を打たれる。穴ぼこだらけでも、一点の真実を宿しているために見限れない映画だ。ニンジャヨ=ランディ夫婦の好演に比べ、ヒュー・ジャックマンシガーニー・ウィーバーはなんだ。バイトか。[投票(1)]
★3百日紅 〜Miss HOKUSAI〜(2015/日)生と死、異界との境が曖昧で、性や倫理に自由な江戸は魅力的。できればテレビシリーズで毎週観たかったが、さすがに贅沢か。だけど、エレキギターのジャーンって音には最後まで違和感ありました。[投票(1)]
★3バトルシップ(2012/米)艦隊が全滅した時に70年前の戦艦ミズーリがとか、軍事ネットがサイロンに侵略された時に完全スタンドアローンの老朽艦ギャラクティカがとか、全てのシズマドライブが停止した時に原子力のジャイアントロボがとか、このパターン多いけど好き。源流は何でしょうね。[投票(1)]
★4猿の惑星:新世紀 ライジング(2014/米)「星を継ぐもの」としての覚悟を決め重圧を背負うシーザーは、人類史にも例を見ぬ英雄である。描かれるのが局地戦であっても、映画は神話の荘厳を失わない。現象ではなく「意味」が胸を撃つ、旧シリーズに恥じぬ出来映えだ。[投票(1)]
★4ジャッキー・ブラウン(1997/米)愛はまなざしで表現され、ファックはアホ行為として描かれる。これは実にしっくりくる。クライマックスのモールの場面なんかたいへんな面白さだけど、そこまでがいささか長い。味なんだろうけど。[投票(1)]
★3トワイライト 初恋(2008/米)ソノラマ文庫みたいなムチャなお話だが、イーヤこれこそがやりたいんだというコスプレの喜びに満ちている。多少の穴には目をつぶってあげたくなる。[投票(1)]
★4ノストラダムスの大予言 Catastrophe−1999(1974/日)メシの席でさんざん破滅的終末的なことを喋って食欲を失わせた挙句、娘とその彼氏に「ところで2人はもう…済んだかな?」とエロオヤジ発言をかます丹波哲郎。こんなオトンいやだ。[投票(1)]
★3ペーパー・チェイス(1973/米)勉強、勉強、また勉強で大変なことだ。しかしせっかく序盤で「女を作ると時間を取られる」と女を勉強の敵と定義していたのに、教授の娘と恋仲になって勉強もうまくいくなんて虫がよすぎる。どちらかは諦めていただきたい。[投票(1)]
★3トラック野郎・天下御免(1976/日)桃次郎が惚れる由美かおるより薄幸の松原智恵子の方が遥かに美しい。その美しさが「こんな映画」で浪費されていることに興奮する。[投票(1)]
★2鬼龍院花子の生涯(1981/日)なんだかケレンとハッタリ(それさえうまくいってるとは思わぬが)だけで押し切るスカスカ映画にしか見えない。五社映画は、仲代やら緒形やら顔が怖くて声がでかいだけの粗暴な男たちに女たちが虐げられてる姿が一番興奮するんやと言わんばかり。やめてけれゲバゲバ。[投票(1)]
★4狩人の夜(1955/米)ジャンルの枠に収まらぬ不思議な映画。地平線の彼方に現れる黒い影は、悪い夢の如き強烈な印象を残す。ゲロ以下の匂いがプンプンするロバート・ミッチャムも見事だが、凛としたババアリリアン・ギッシュは本当に素晴らしい。[投票(1)]
★2思い出のマーニー(2014/日)不可解の山、いかにも杜撰。所詮これはどこまでもアレンジャーの仕事だが、肝心のアレンジが拙劣なのだ。お前は何が言いたいんだコラとしか思えぬ。[投票(1)]
★3リベンジ・マッチ(2013/米)老いぼれボクサー2人が、UFCの会場で宣伝する場面が非常に興味深い。 [review][投票(1)]
★4ホビット 竜に奪われた王国(2013/米=ニュージーランド)正しく「指輪」のボーナストラック [review][投票(1)]
★4ヒットマンズ・レクイエム(2008/英=米)おもしろうてやがて悲しき殺し屋稼業。電話の声の時点でもう面白いレイフ・ファインズをはじめ、人物が端役に至るまでみな面白く、脚本は工夫に満ちている。[投票(1)]
★4キタキツネ物語(1978/日)ウヒヒ気分で観たことを謝りたくなる佳作。何もない原野で繰り返される様々な「別れ」が染みる。曲がりなりにも作り手は生命の営み的なものをちゃんと描こうとしている。カメラと被写体との距離には敬意が見てとれる。少々の虐待には目をつむりたい。[投票(1)]
★3わが青春のマリアンヌ(1955/仏)若き日の松本零士が多大な影響を受けたという作品ながら、現代に観るとかなりしんどい。寄宿学校の少年たちを演じる役者たちは半ズボン姿のおっさんにしか見えず、たいへんシュール。物言わぬ鹿の無垢は美しい。[投票(1)]
★3劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語(2013/日)ジョン・ウーよろしくスローモーションで長い黒髪を翻すほむほむ、その歩みは鬼神の如く力強い。外連を極めた戦闘シーン、ケーキのわらべ歌に潜む静かな戦慄。前半は絢爛たるハードコアで、文句なしに眼福。後半は理屈っぽくてオッサンにはよく判らない。[投票(1)]