shionoさんのコメント: 投票数順
つばさ(1927/米) | 自分が今まで見てきた中で古さでは五指に入る、それだけでも見た甲斐あり。戦前の映画には紗のかかったファンタジックなムードがあるが、この作品のクララ・ボウもまたしかり。『アビエイター』に影響を与えたであろうドッグファイトも見ごたえがあった。 | [投票(1)] | |
エル・ドラド(1966/米) | クライマックスシーンにはいろいろな意味で驚いた。 [review] | [投票(1)] | |
スパイダーマン3(2007/米) | ドラマ性はシリーズ随一。一作目から登場人物の成長を見てきたことを喜ばしく思うとともに、映画的記憶の肌触りの愛しさに感動の涙を禁じえなかった。アメリカ映画を愛する人々のための青春映画の傑作。 [review] | [投票(1)] | |
エリザベスタウン(2005/米) | 恋愛感情の先にまず理解者である女性。陰影のついた上品な会話にじんわり感動してしまった。 [review] | [投票(1)] | |
さびしんぼう(1985/日) | クライマックス、漁港から石段までのシークエンスがどうにも好きでたまらない。 [review] | [投票(1)] | |
現金に体を張れ(1956/米) | 先がどうなるのかを少しずつ見せられていく緊迫感がたまらない。語り口が緻密で機能的であると同時に、主人公の知性と泥臭さを兼ね備えた肉体性も印象に残る。 [review] | [投票(1)] | |
鉄道員(1956/伊) | 父親の見えない部分を末息子の視点で描写するのは心情的にはよくわかるのだが、彼を物語全体の語り手にしてしまうのはどうなんだろう。無邪気で愛される彼のキャラが時に非常に生意気に映ってしまった。エンディング以外のヴォイスオーバーはいらないと思う。 | [投票(1)] | |
BU・SU(1987/日) | かなりの忍耐力を要した。が、しばらくしてから妙に心に残るものがある。 [review] | [投票(1)] | |
ホリデイ(2006/米) | 年末には帰省しましょうよ、という、アメリカ人のイギリス詣での話。 [review] | [投票(1)] | |
クラッシュ(2005/米=独) | 一見リベラルに見えて実は保守中道。ミドルクラスが気持ちよく見られるようにできている。 [review] | [投票(1)] | |
デジャヴ(2006/米) | 自分が関わることで世の中が少しだけよくなっていく、と信じたい現場警察官の願い。 [review] | [投票(1)] | |
その場所に女ありて(1962/日) | 予定調和的ながら当時の雰囲気を要所で押さえた良質のドラマ。 [review] | [投票(1)] | |
RED レッド(2010/米) | キャストに免じて好意的に観ていたが、竜頭蛇尾で終わってしまった。台詞もテンポも眠たいのに、なぜかアメリカでは受けてるんだよなぁ。このセンスがわからん。 | [投票] | |
デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断(2010/米) | コメディ映画は言葉の問題や笑いのセンスが気がかりだが、この映画にそんな心配は無用だ。キャラクター重視のストーリーには一本筋が入っており、その大らかで快活な語り口に元気をもらう。 | [投票] | |
エクリプス トワイライト・サーガ(2010/米) | このような原作物、シリーズ物はまずは制作を称えるべきである。時をおかずに次回作が公開され、愛着のあるキャラクターにまた会えるという楽しみはファン冥利に尽きる。 [review] | [投票] | |
素直な悪女(1956/仏) | ブリジット・バルドーが若さを放蕩している。この被写体に執着するカメラマンをよそに、どこか映画作りを遊んでいる無邪気さがフィルムに焼きついている。こういう裕福な青春は増村保造や藤田敏八の映画では得られない。加えて1956年制作という驚き。 | [投票] | |
ファイナル・デッドコースター(2006/米) | ヒロインのメアリー・エリザベス・ウィンステッドには知らず知らずのうちに人目を惹きつけてしまう魅力があり、『デス・プルーフ』や『ダイハード4.0』に抜擢されたのも頷ける。B級映画の精神はオタク文化と融合し、新たな楽しみを提供してくれていて、この流れは大いに歓迎したい。 | [投票] | |
バイオハザード IV アフターライフ(2010/米=英=独) | 映画版オリジナル要素を捨ててヴィデオゲームに寄り添った世界観がよい。緻密な画は3Dとマッチしており、アクション中の役者の表情にも繊細な演出がある。多彩なサウンドトラックもいい。 [review] | [投票] | |
リトル・チルドレン(2006/米) | かつてのハリウッド映画はメロドラマをこのようには描かなかった。メロドラマが発展的にそのパロディとしてひとつのジャンルを形成したのがトラジコメディ(悲喜劇)である。 [review] | [投票] | |
ヒーローショー(2010/日) | 井筒監督は陰湿な人間関係が大嫌いだから、精神をいたぶる軟弱な苛めを描かない。だから、外見と内面が見事に一致した単細胞青年が量産される。撮影スタジオのような昭和の熱気は大きな魅力だが、細部に丁寧さを欠く脚本に不満も多い。 [review] | [投票] |