[POV: a Point of View]
座頭市
子母澤寛の短編小説から生まれた盲目の居合の達人『座頭市』。彼の物語は毎日食っても飽きない白い飯の一杯と同じである。珠玉の全25作と関連作品を網羅(予定)。 A:プレ座頭市 B:座頭市シリーズ第一部…『座頭市物語』から『座頭市兇状旅』までの全四作。上州飯岡の助五郎との因縁、おでん屋の娘・おたねとの叶うはずの無いロマンス C:座頭市シリーズ第二部…『座頭市喧嘩旅』から第十一作『座頭市逆手斬り』までの全七作。様々な監督、ゲスト、ヒロインが登場する充実期。 D:座頭市シリーズ第三部…第十二作『座頭市地獄旅』から第十九作『座頭市喧嘩太鼓』までの全八作。伊藤大輔、新藤兼人、高岩肇から中島丈博まで多彩な脚本家を起用。ゲストも充実の最盛期。 E:座頭市シリーズ第四部…第二十作『座頭市と用心棒』から第二十五作『新座頭市物語 笠間の血祭り』までの全5作。制作が本格的に勝プロへ移行、配給も大映から東宝にバトンタッチ。ゲスト陣の絢爛さ多彩さを加えるも全盛期の勢いには届かず。 F:’89年、’03年のリメイク版
A | 不知火檢校(1960/日) | 中村勘三郎(現勘九郎の父)の舞台版を見た勝新が自ら熱望、実現した企画 脚本は犬塚稔 | [comment] | |
A | 悪名(1961/日) | 勝にとって初の主演大ヒット作 新婚の玉緒とハワイで大喜びしたらしい | [comment] | |
A | 次郎長富士(1959/日) | 森の石松を演じ好評を博す まだ片目だ | ||
A | 花の白虎隊(1954/日) | 長唄の世界から映画の世界へ 雷蔵と共に | ||
B | 座頭市物語(1962/日) | 第一作 舞台は下総飯岡 ゲストは天知茂 ヒロインは万里昌代 | [comment] | |
B | 新・座頭市物語(1963/日) | 第三作 舞台は上州笠間 ゲストは河津清三郎 ヒロインは坪内ミキ子 | [comment] | |
B | 座頭市兇状旅(1963/日) | 第四作 舞台は上州下仁田(盛夏) ヒロインは高田美和と万里昌代 | [comment] | |
B | 続・座頭市物語(1962/日) | 第二作 舞台は下総取手川 ゲストは城健三朗 ヒロインは水谷良重 | [comment] | |
C | 座頭市喧嘩旅(1963/日) | 第五作 モチーフは黒澤明『用心棒』 ヒロインは藤村志保 | [comment] | |
C | 座頭市血笑旅(1964/日) | 第八作 舞台は甲州信濃の国境付近(秋) ヒロインは高千穂ひづる | [comment] | |
C | 座頭市二段斬り(1965/日) | 第十作 舞台は麻生 ゲストは三木のり平と加藤武 ヒロインは坪内ミキ子(3) | [comment] | |
C | 座頭市関所破り(1964/日) | 第九作 舞台は榛名(師走) ゲストは平幹二朗 ヒロインは高田美和(2)と滝瑛子 | [comment] | |
C | 座頭市あばれ凧(1964/日) | 第七作 舞台は甲州鰍沢(盛夏) ヒロインは久保菜穂子と渚まゆみ | [comment] | |
C | 座頭市千両首(1964/日) | 第六作 舞台は上州板倉 ゲストは城健三朗(2)と島田正吾 ヒロインは坪内ミキ子(2) | [comment] | |
C | 座頭市逆手斬り(1965/日) | 第十一作 舞台は常州下倉→大洗→下総銚子 ゲストは藤山寛美 ヒロインは滝瑛子(2) | [comment] | |
D | 座頭市地獄旅(1965/日) | 第十二作 脚本は伊藤大輔 ゲストは成田三樹夫と山本学 ヒロインは岩崎加根子 | [comment] | |
D | 座頭市鉄火旅(1967/日) | 第十五作 脚本は笠原良三 ゲストは東野英治郎 ヒロインは藤村志保(2) | [comment] | |
D | 座頭市の歌が聞える(1966/日) | 第十三作 脚本は高岩肇 ゲストは天知茂(2)と佐藤慶 ヒロインは小川真由美 | [comment] | |
D | 座頭市喧嘩太鼓(1968/日) | 第十九作 大映最終作 毎年公開記録は本作までで潰える ゲストは佐藤允 ヒロインは三田佳子 | [comment] | |
D | 座頭市血煙り街道(1967/日) | 第十七作 脚本は笠原良三(2) ゲストは近衛十四郎 | [comment] |
このPOVを気に入った人達 (4 人) | ゆーこ and One thing 寒山拾得 ジャイアント白田 uyo |