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町田 [POV: Points of View]

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シネマスコープの歴史66 movies[投票(13)]
(定義)シネマスコープとは、元来、20世紀FOX社の商標名であり、他社の同等製品を含めません。しかしながら、ヴィスタ、シネラマ等他のワイドスクリーン技術との明確な区分を図るため、ここでは敢えて慣例に従い、「シネマスコープの歴史」と冠することとします。識者の方にはご了承いただきたい。(概要)シネマスコープでは、標準縦横比1:1.33とされていたスクリーンサイズが、1:2.35〜2.55まで拡大されます。撮影時、映写時にそれぞれ、フランスで基礎が確立されたアナモフィック・レンズ(←これは一般名詞です)と云う特殊に研磨されたレンズを用い、画面の横幅を倍に引き伸ばすことで映像の拡大化を図るものです。アナモレンズが装着されたカメラで撮影された画像は、横幅が圧縮されています。映写時にこれを再び横に引き上すわけですが、このため撮影や現像に用いるフィルム、及びカメラは従来のものを使用でき、撮影システムの根本を入れ替える必要はありません。劇場としても横だけを延ばすわけですから、スクリーンを張り替えればいいだけで、屋根を高くするだとか、シネラマのように映写機を三台用意するだとかいう大掛かりな設備投資が不要となります。これらの理由からシネスコは登場から数年で一気に世界中に普及していきました。(歴史)シネマスコープの歴史は、フランスの科学者アンリ・クレティアン博士が発明したアナモフィックレンズ”シネパラノミーク”の技術を、アメリカの20世紀FOX社が買い取ったときより始まります。FOX社はボシュロム光学社と共同で、独自のシネマスコープ技術を開発し、1953年9月、宗教的題材を扱った大作『聖衣』で、実用化に成功します。一方、フランスでもシネパラノミークレンズを使ったワイドスクリーン技術が確立され、ディアリスコープ、フランスコープなどと命名、『水色の夜会服』で実用化に成功します。FOXは当初、自社の技術を独占し、一切の譲渡を認めませんでしたが、フランスはこのことに比較的寛容で、日本、イタリアを始め多くの映画先進国にその技術を輸出しはじめました。その為、録音部分の一部を削ることで撮影領域を増やし、1:2.55サイズを基本としていたFOX産シネマスコープは、フランスで基準とされた1:2.35サイズに駆逐され、妥協せざるを得ず、シネマスコープ=1:2.35が、一般的となっていきます。(欠点)シネマスコープには決定的な欠点がありました。それは画面左右の歪みです。この欠点を克服するため、撮影者の様々な工夫や、”ナチュラマ”などの新レンズが生み出されていきます。そして遂に’59年頃、パナビジョン社が決定的に優れた一体型アナモを開発、アカデミー撮影賞カラー部門を独占、アメリカ市場を席巻し、ボシュロム社はコンタクトレンズ開発に追いやられてしまいます。(周辺的技術の概要については次回更新以降、追記させていただこうかとかと思います)
ドイツ映画史と映画で観るドイツ史96 movies[投票(5)]
A:ドイツ第二帝国の崩壊(〜1918) B:ワイマール共和制時代(1919〜1927) C:ヒトラーの釈放(1925)とナチ党再結成 D:ナチス・ドイツの一党独裁とヨーロッパ席巻(1933〜1945) E:分割統治(1945〜1949)と東西分立、ベルリンの壁の出現(1949〜1961) F:「オーバーハウゼン宣言」とニュージャーマンシネマの時代(1962〜1981) G:商業映画の台頭と東西統一までの道(1982〜1989) H:東西統一と経済格差(1990〜)
ソビエト映画史と映画で観るソビエト史68 movies[投票(11)]
A:帝政末期・革命前夜 B:レーニン時代 C:スターリン時代1 D:スターリン時代2 E:フルシチョフ時代 F:ブルジネフ時代 G:アンドロポフ、チェルネンコ時代 H:ゴルバチョフ時代
ソ連解体29 movies[投票(1)]
A:ベラルーシ(白ロシア)B:ウクライナ、モルドバ C:コーカサス(アルメニア、アゼルバイジャン、グルジアの他チェチェンなどロシア連邦残留地域多数)D:カザフスタン E:トルクメニスタン F:ウズベキスタン G:タジキスタン H:キルギス
ピンク出身監督21 movies[投票(2)]
ピンク映画15 movies[投票]
大殺陣 東映ハードボイルド時代劇30 movies[投票]
A:山上伊太郎、リアリズム時代劇の系譜 B:東映リアリズム怪談・歌舞伎・浄瑠璃 C:東映大河時代劇 D:武士道残酷物語 E:集団抗争時代劇 F:東映時代劇ノワール G:東映劇画時代劇
カメラ・ドール20 movies[投票(3)]
1966年の第19回から1977年の第30回(リドリー・スコットが『決闘者』で受賞)までが新人監督賞、翌第31回から現在の「カメラドール」となります。受賞監督たちのバラエティに富んだ国籍、’80年代後期以降の男女比から視て、この賞が意図するところは明らか。あらゆる偏見を乗り越え未知の国々を映画で繋がん、その架け橋と成らん! これこそ国際映画祭の心意気ってもんじゃないでしょうか。
―独立依存欲求の映画―9 movies[投票(2)]
A:フランソワ・オゾンの独立依存欲求 B:崔洋一の独立依存欲求 C:是枝裕和の独立依存欲求
CQNPOV vol.267 movies[投票(2)]
李鳳宇氏が代表を務める映画配給会社シネカノン、その全配給作品を年代ごとに2つのPOVに纏めてみました。今年は『殺人の追憶』『誰も知らない』の特大ヒットに恵まれ、秋11月には渋谷にシネ・アミューズ系列館「CQN」もオープンも予定されていて、絶好調という感じです。系列館では男女関係無く水割(¥1000)を受けられるというのも魅力。
CQNPOV vol.154 movies[投票(2)]
李鳳宇氏が代表を務める映画配給会社シネカノン、その全配給作品を年代ごとに2つのPOVに纏めてみました。今年は『殺人の追憶』『誰も知らない』の特大ヒットに恵まれ、秋11月には渋谷にシネ・アミューズ系列館「CQN」もオープンも予定されていて、絶好調という感じです。系列館では男女関係無く水割(¥1000)を受けられるというのも魅力。
山本周五郎27 movies[投票(1)]
「くるしみつつ、なおはたらけ、安住するな、この世は巡礼だ 」(J.A.ストリンドベルイ)  多くの映画作家にも愛され、死ぬまで大衆作家で在り続けた山本周五郎氏原作の映画化作品を収集。 A:黒澤明(及び四騎の会)の遺稿を基にした最近作 B:黒澤明監督作 C:ドラマ系 D:エンターテイメント系 E:新潮社主催「山本周五郎賞」受賞小説映画化作品 F:新潮社主催「山本周五郎賞」候補小説映画化作品
泣けるコメディの定番 〜ミスマッチ映画特集〜21 movies[投票(4)]
結末は大体予想がつくのに何度観ても楽しめてしまう、泣けるコメディの定番、古今東西の「ミスマッチ映画」をラインナップしてみました。思い出し次第、更新します。A:性別・年齢・職業などとミスマッチ B:土地・風土とミスマッチ C:時代・時勢とミスマッチ
―モラトリアム人間は汽車に乗り込む―20 movies[投票(2)]
私が本当に大好きな映画主題歌セレクション16 movies[投票(3)]
とりあえずオリジナル歌曲に限定。A:絶対損はさせない超名曲及び絶唱 B:知る人ぞ知る名曲&名唱 C:マニアックだが一聴の価値はアリマス
RAY13 movies[投票(8)]
A:出演作品 B:主題歌を歌う C:楽曲使用 D:その他
海外実録犯罪映画66 movies[投票(12)]
***ショッキングな語句・表現を含みます。心臓の弱い方、お子様は自己責任でお願いいたします***
海外ミステリ作家150153 movies[投票(15)]
A:19世紀後半から1920年代くらいまで B:1930年代から1940年代中盤くらいまで C:1950年代末まで D:1960年代 E:1970年代 F:1980年代 G:1990年代 H:2000年以降
日本映画に翻訳された海外ミステリ12 movies[投票(9)]
にわかミステリファンによるPOVですので間違い在ればご連絡下さい。 A:原作 B:原案
黒い年代記 〜松本清張の世界29 movies[投票(3)]
A:松本清張(大長編) B:松本清張(長編)<未登録『眼の壁』、『黒い樹海』、『考える葉』> C:松本清張(連作)<未登録:『黒い画集 ある遭難』、『内海の輪』(「黒の様式」第六話)> D:松本清張(中・短編)<未登録:『共犯者』、『危険な女』(原題『地方紙を買う女』)> E:松本清張(時代小説) F:出演作