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座頭市喧嘩旅 (1963/)

[Action]
監督安田公義
脚本犬塚稔
原作子母澤寛
撮影本多省三
美術西岡善信
音楽伊福部昭
出演勝新太郎 / 藤村志保 / 島田竜三 / 藤原礼子 / 中村豊 / 吉田義夫 / 沢村宗之助 / 丹羽又三郎 / 水原浩一 / 杉山昌三九 / 寺島貢 / 寺島雄作 / 堀北幸夫 / 木村玄 / 越川一
あらすじふとしたことから堂島一家と下妻一家のいざこざに巻き込まれた市(勝新)は、旅の途中、藩士らに追われる娘・お三津(藤村志保)を救う。お三津は江戸の豪商の一人娘で、奉公先の若殿様の横暴に耐えかね脱出したものであったが、そんな彼女を金蔓に利用しようと下妻組の代貸・岬の甚五郎(島田)とその情婦・お久(藤原)、それから暴力駕屋の溜五郎親分(吉田義夫)らが横車を押しはじめる。市は無償の優しさと厳しさで彼女を守り切り、なんとか江戸に送り届けることができたかと思いきや・・・。 人気シリーズ第五作で監督は安田公義が初めて担当。<大映/カラー/スコープ> (町田)[投票]
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全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5トンボが穂に止まる。藤村は子供のように笑う。市に目を移して頬についた米粒を見て同じように笑う。頬に手を伸ばす。市は手を握り動くなと云う。凍りつくふたりの顔。トンボが穂を離れる。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4かたぎの大店の娘さん(藤村志保)とのやりとりでは、どこか自嘲気味でひいてしまう市さんが哀れを誘う。白目をむくシーンや蝋燭ぎりのパフォーマンスなどお約束事もきまってきた感じ。殺陣はすごくたっぷりと見せてくれる。琵琶を使った音楽も寂寥感をあおる。 (ジェリー)[投票(1)]
★4安田公義稲垣浩の愛弟子というだけあって実に骨のある演出をする。女にだって怒る時は本気で怒るのだ。稲穂輝く前半部と、無人の宿場町を舞台とした後半部に統一された色彩感・季節感があって吉。藤村志保藤原礼子は共に好演で大映女優帝国の層の厚さを実感させてくれる。 (町田)[投票(1)]
★3勝新の『用心棒』は、限りなく優しい存在となっていた。 [review] (水那岐)[投票(1)]
★3前作までの「やるせなさ」は消え、正義の市と完全なる悪との単純化された構図に変化した。つまり重厚なるドラマから痛快活劇へとシリーズの歩む道筋を決定した作品である。現在からするとこの決定が正しかったのかどうか・・・複雑である。 (sawa:38)[投票]
★3前作「兇状旅」で完全に個として集団(世間)と対峙した市は、その必然として対立する二つのヤクザ集団からは距離を置き、利用し、利用される道具(物)と自ら化す。無垢な娘藤村志保もまた暴徒の中にあっては非力な個だ。世間を間に対極に位置する者同士の引力。 (ぽんしゅう)[投票]
★3音楽がなんか耳慣れてるな。と思ったら、伊福部明だったか。分かるな。この人の音楽は。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3クロサワの『用心棒』をカツシン流に料理。タランティーノが本作のファンというのも頷ける。 まだあどけなさが残る藤村志保がカワユイ。彼女と市のままごと的なやり取りが微笑ましい。 (AONI)[投票]
Ratings
5点2人**
4点2人**
3点10人**********
2点0人
1点0人
14人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
わたしの愛した丸顔女優たち (寒山拾得)[投票(6)]座頭市 (町田)[投票(4)]
大映のシリーズ ()[投票(3)]
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