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[POV: a Point of View]
言霊幸ふ邦題

原題と内容は全く無視して、邦題のみに焦点を絞りました。日本語らしさが感じられる、詩情性豊かな邦題を、偏見と独断でランク付けしてみました。といいつつ、日本語であればやみくもにあげてしまったかな・・・。
A★4夏至(2000/仏=ベトナム)瑞々しい映像に脱帽。主演のトラン・ヌー・イエン・ケーの艶やかな美しさに茫然。兄妹の朝の穏やかなひと時がとてつもなくいとおしく感じた。この映画空間は癒しの泉。投票(8)
A★4愛する者よ、列車に乗れ(1998/仏)この映画の雰囲気は、個人的には最大限気に入った。人物関係を把握できないまま見終わってしまったが、登場人物たちに味わいがあり魅力的。ストーリーも訳が分からなかったが、映像が斬新で流麗な様はかっこよく、スルメのように見れば見るほど味わいが増しそうな映画だ。投票(3)
A★4春の日は過ぎゆく(2001/韓国=日=香港)ふたりの息づかいや何気なく過ぎていく日常の静謐な空気が、けだるくも細やかに大切に紡がれていく。取り戻せない「時」と流れゆく「気持ち」のせつなさ。ユ・ジテの静謐な演技が透徹な哀しさを生み出して、苦しくなってくる。初見のイ・ヨンエはさわやかで好感が持てたが、正直なところ曖昧な心情に共感できなかった。女心は永遠の謎。投票(3)
A★3グラスハープ・草の竪琴(1995/米)それにしても魅力的ないい題名だ。序盤から中盤にかけてはこれといって光るものがない平板な展開だが、題名に絡む後半の映像を見るだけでも価値はあると感じた。投票(1)
A★3日の名残り(1993/英=米)非常に渋い映画。どんな時も執事としての職務を全うしようとする姿勢に心打たれる。恋さえも封じ込めてしまう哀しさ。投票(2)
A★3私の夜はあなたの昼より美しい(1989/仏)かなり難解で一筋縄ではいかない映画。セリフから映像、物語すべてが、緻密に計算された芸術的な作品にも見えるし、混沌とした渦に飲み込まれてしまい、見ているのを投げ出したくなるような駄作にも見える。評価は保留。ソフィー・マルソーの存在感で3点。投票(1)
A★2永遠と一日(1998/仏=伊=ギリシャ)自分には、高尚すぎてわからなかった。一度寝かけて挫折。眠たかっただけだと言い聞かせて2回目にチャレンジしたが、だめだった。見ているのが苦痛なほどつらいものはないと実感。自分の偏った映画観に嫌悪を感じつつ、合わない映画もあるものだと納得する。投票(2)
A★2緑の光線(1986/仏)途中うつらうつらしていたので、緑の光線の意味がよく分からなかった。女優さんはあまり魅力的でないし、話もドキュメンタリータッチで退屈気味だった。投票
B★5人でなしの恋(1995/日)わずか原作数十ページの作品を上手に膨らませて、乱歩の妖しい独特の世界が見事に映像化されている。結末を忘れていたこともあり、最後は本当にどきどきした。まさに「人でなしの恋」。投票(2)
B★5月とキャベツ(1996/日)幻想的情景が美しくも哀しい。少女の透明な美しさが物語りの全体を貫いていて胸に染みる。投票(2)
B★5さらば、わが愛 覇王別姫(1993/香港)大作だが、冗長さもなく、3人の生き様を描ききった傑作。鑑賞後、意識が朦朧とするような濃密な作品。投票(7)
B★5十二夜(1996/英)ヘレナ・ボナム・カーターはあいかわらず達者な演技。顔の表情であれだけ訴えかけるものがあるというのはすばらしい。物語も起伏に富み笑いの場面あり、ほろりとさせる場面あり、で最後まで飽きさせない。投票(2)
B★5永遠の愛に生きて(1993/米)美しい風景のなかで、淡々と綴られていく二人の物語は、透明な清水のように、心に少しずつ染み込んでいく。まるで、きれいな風景画を見ているよう。涙を流した後のすがすがしい余韻が忘れられない。投票(3)
B★5姉のいた夏、いない夏。(2001/米)ポルトガルの雄大で美しい映像、全編を覆う絹のような滑らかな肌触り、緩やかに成長を遂げる妹の軌跡、解きほぐされていく姉の死、二度と戻らぬ郷愁に包まれた夏、この作品には、胸に迫るたくさんのきらめきが詰まっている。 [review]投票(1)
B★5贅沢な骨(2001/日)全編を覆う虚無的なけだるさが、何故か心地いい。記憶に留めておきたい数々の映像が、それに輪をかけるように物語をゆったりと導いていく。ただし、予定調和ではなく、少しずつ「歪み」と「あいまいさ」を伴いながら…。 [review]投票(6)
B★5青いパパイヤの香り(1993/仏=ベトナム)少女のかわいらしさと映像の瑞々しさ、それがすべて。少女の上目遣いに見る大きな目、声を立てずににやっ…と微笑む柔らかな顔、癒されます…。(ちょっと危ないヤツだ…) 物語というほどの物語もなくて、それでいて肌に直接触れられるような驚くほどリアルな日常が描かれる。時間の流れが違うのではないかと思うほどの緩やかな流れ。何も要求することはなく、映像に身を任せていれば良い。ただ見ているだけで癒される映画。投票(7)
B★4あなたが見えなくても(1999/米)音もなく広がる波紋のように、ふたりの気持ちを丁寧に、画面に投げかけていく。特にミラ・ソルビーノの内面の心の揺れが、時に静かに、時に激しく水面に浮かび上がってくる。派手さはないけれども、見た後も長く記憶に残る素敵な作品だ。投票(3)
B★4暗殺の森(1970/伊=仏=独)ゆったりと流れるような映像は見るものを惹きつけてやまない。すべてが計算され尽くしたような構図は斬新な感じを受けた。ふたりの女優さんがとても魅力的だ。投票(1)
B★4スカートの翼ひろげて(1998/英=仏)女3人のあけすけな会話がなかなか刺激的。この3人の女性と関わることになる男性がもひとつ人間的に魅力がなかったのが残念。垢抜けない田舎娘を演じたレイチェル・ワイズの数々の突飛な言動には笑えた。投票
B★4眺めのいい部屋(1986/英)イギリスの美しい風景が心地よすぎて、眠りそうになったほど。ヘレナ・ボナム・カーターは初々しいが、演技力はこの頃から安心して見ていられる。投票(2)
この映画が好きな人達

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