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水那岐さんのあらすじ: 投票数順

★3Coo 遠い海から来たクー(1993/日)フィジー、パゴパゴ島。洋助(山崎裕太)は生物学者の父・徹郎(伊武雅刀)とともにこの島で暮らしていた。嵐の翌朝、洋助はイルカたちに導かれて小さな島に向かい、そこで小さな海獣を見つける。それはまぎれもなく恐竜プレシオサウルスの子供であった。洋助はそれに「クー」と名づけ、ともに暮らし始める。同じ頃、ニューカレドニアで未確認生物の腐乱死体が打ち上げられ、それとともに謎の男たちが動き始めた。そしてパイロットのトニー(神谷明)は、徹郎のもとにキャシー(山口智子)という女性を連れてくる。招かれざる客であった彼女だが、この島に怪しい男たちがクーを狙って接近していることを告げるのだった。〔116分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3あかね空(2007/日)あたしはおふみ(中谷美紀)。元気で世話好きな深川っ娘。ある日長屋の井戸に水を汲みにいくと、見知らぬ男の人が水を飲んでしきりに感心しているのを発見。その人は京都で豆腐屋の修行をつんだ、永吉(内野聖陽)さんていう人で、この長屋から商売を始めたいって言うの。ここで力を貸さなきゃ江戸っ子の名がすたるわよね。で、なんとか豆腐屋「京屋」は開店。おとっつぁん(泉谷しげる)は「こんなグズグズの豆腐が食えるか」と言った、永吉さんの豆腐。あたしはおいしいと思うんだけどなー…でも、その豆腐を嫌った長屋のみんなも、じきに買いにくるようになって、あたしは永吉さんと結婚。さあ、これからが苦労の始まりなんだわ…。〔120分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3眠狂四郎 悪女狩り(1969/日)江戸城大奥。そこでは世継ぎを身籠らんとするお千加の方(松尾嘉代)が、錦小路の局(久保菜穂子)に責め苛まれていた。一方、城下では狂四郎の名を騙る謎の男が男を斬り、女を犯して狼藉の限りを尽くしていた。そして、真の眠狂四郎(市川雷蔵)はいわれなき仇討ちに巻き込まれ、「悪名には慣れている」とはうそぶいたものの迷惑に感じていた。堕胎を代行する「中条流」から心ならずもお千加の方を助け出した狂四郎は、大奥の女・小夜(藤村志保)に偽狂四郎の正体を問い詰めるが、伊賀者の妨害を受ける。その裏には錦小路の局の陰謀があった。シリーズ第12作。〔81分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★3檸檬のころ(2007/日)山あいの小さな町の高校。美貌の才女である吹奏楽部のコンダクター、加代子(榮倉奈々)は、東京の大学への進学を希望し、教師を「どいつもこいつも東京に行きたがる」と嘆かせていた。そんな彼女に、垢抜けない野球部のエース、佐々木(柄本佑)が愛を告白する。一方、ロック批評に青春を賭ける恵(谷村美月)は、自分の批評文がロック雑誌に載ったことで、内心叫びだしたい気分であった。そして彼女にオリジナルナンバーの作詞を依頼してきた男生徒、辻本(林直次郎)に心をときめかすが、彼の彼女への思いは…。卒業を前にした高校生たちの心の移り変わりは、着実に帰結点へと動き始めていた。〔115分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3WELTER ウェルター(1987/日)99%の優勝確率を持つ期待の新星…それがボクサーの卵・竜一(福田健吾)だ。彼のデビュー戦を待つジムのオーナー(ポール牧)も、育て上げたトレーナー・矢島(夏八木勲)も緒戦での勝利を信じて疑わなかった。しかし、恋人ミエコ(中川貴美子)が暴走族に輪姦されたことを知った竜一は、怒りに任せて彼らを追い、鉄拳をふるって少年院行きとなった。デビュー戦を前にしてチャンスを棒に振ったかに見えた竜一を諦められない矢島は、少年院長(成田三樹夫)に院内でのトレーニングの許可を求めるのだった。〔104分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★2シュガー&スパイス 風味絶佳(2006/日)志郎(柳楽優弥)は友人とともにセックスの夢の追求に余念のない一介の高校生だったが、本物の恋を知らなかった。とりあえず大学には行くことなく、ガソリンスタンドで働くことを決めた志郎を両親は懸命に考え直させようとしたが、気の若い祖母・不二子(夏木マリ)の有無を言わせぬ反論で、彼のゆく道は事なきを得たのだった。そんな彼の勤め先に、新しいアルバイターの大学生・乃里子(沢尻エリカ)がやってくる。不二子の経営するバーから彼女を下宿先に送り届けた夜から、志郎と乃里子は親密な仲になっていくのだが、乃里子の行く先には別れた恋人の影がちらつくのだった。〔125分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★5リアル・フィクション(2000/韓国)若者(チュ・ジンモ)は街角の画家である。ヤクザにからかわれながら、客に料金を踏み倒されながら今日も似顔絵を描き続ける、黙々と。そんな彼をビデオカメラで写しつづける娘(キム・ジナ)は、似顔絵を描いてもらった礼に若者を劇場に連れてゆく。舞台の上に立つ男は言う、お前はなんて情けない男なんだ、と。お前を踏みつけにし、屈辱を与えた男たちに復讐しろ。さあ、ここに銃がある。これをとって奴らを撃ち殺すんだ。若者はその言葉の嵐の中で、ふつふつと己の獣性が甦るのを感じる。愛した女を奪って捨てた男、軍隊時代に若者を苛めぬいた肉屋、強姦の罪をかぶせ彼を拷問した刑事…。そして若者は銃をとった!キム・ギドク監督第5作。〔84分/カラー/スタンダード〕[投票]
★4ワイルド・アニマル(1997/韓国)パリ。北朝鮮から脱出し、ここまで辿り着いて外人部隊に入隊しようとしていたホンサン(チャン・ドンジク)は、到着そうそう「同じ朝鮮人」のチョンヘ(チョ・ジェヒョン)に騙されて荷物と金をネコババされそうになる。チョンヘを追い、叩きのめそうとするホンサンだったが、彼の口車に乗せられて奇妙な友人関係を結ぶに至る。チョンヘは実は、韓国から筆一本で身を立てようとしてフランスにやってきた画家の卵であったが、落ちぶれてチンピラとなっていたのだ。だがチョンヘが欲を出してフレンチマフィアのボス(リシャール・ボーランジェ)の下で働くことを決めてから、更なるふたりの没落は始まってゆく。キム・ギドク監督2作目。〔103分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★4アルゼンチンババア(2007/日)誰よりも活発で、みつこ(堀北真希)と大の仲良しだった母が病死した。みつこの抱く非現実感は相当なものだったが、それ以上に衝撃を受けたと思われた、墓石職人の父(役所広司)は行方をくらましてしまった。叔母家族や隣人たちは無責任な推理を繰り返したが、どうやら彼は町外れの草原にたつ洋館に住んでいるらしいことが判った。そこは、みつこの小さい時から「アルゼンチンババア」と呼ばれる謎の女性が住んでいると言われた場所だった。半ば恐怖心を抱きながらその扉を開いたみつこを迎えたのは、白髪交じりで独特の異臭を漂わせるミステリアスな女性、ユリ(鈴木京香)と、彼女のために「曼荼羅」を彫っている父だった。〔112分/カラー/アメリカンヴィスタ〕[投票]
★3眠狂四郎 女地獄(1968/日)殺気を発散しつつ近づき、狂四郎(市川雷蔵)に斬り捨てられた男は、密書を携えていた。それはもとより佐伯藩の家老・稲田(安部徹)に届けられるべきものであった。それを奪おうとした浪人・成瀬(田村高廣)を斬ってくれと役人が近づいたが、狂四郎はにべもなく断った。そして、密書をめぐって危機に晒されていた小夜姫(高田美和)は、狂四郎を頼ってかくまうことを求めてくる。その願いをも踏みつけにした狂四郎は、宿を変えそこの盲目の娘(しめぎしがこ)を抱くのだったが、彼女もまた刺客であった。こうして狂四郎は、じわじわと佐伯藩のお家騒動の渦中へと引き寄せられていくのだった。シリーズ第10作。〔81分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★1だからワタシを座らせて。 通勤電車で座る技術!(2006/日)京王線で新宿まで通勤する貴子(田村英里子)は、お局様と呼ばれて久しく、満員電車での毎日の通勤に疲れ始めていた。OLの意地にかけても、ピンヒールの靴をスニーカーに履き替えることは彼女には許されなかった。一方、始発の八王子駅では、OL涼子(朝倉えりか)と謎のオバさん(銀粉蝶)との空席争奪戦が繰り広げられていた。そして途中駅からいつも立って通勤する気弱なマッチョマン・逸見(松田優)は、車内で立つ緊張感からくる過敏性腸症候群で、通勤中の便意に悩まされていた。それらを定年間近で電車通勤の達人である原田(六平直政)は、いつも眺めて座席に座っていたが、ある日…。〔92分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★2アインシュタインガール(2005/日)2004年のバレンタイン・デイ。遅く起きて登校した薫(岩佐真悠子)を残して母(キムラ緑子)は事故死した。その一年後、去年のその日と同じ長髪の少女の幻を見た薫は、親友のヤマ(小松愛)とともに電車でその少女にふたたび出会い、そのまま去年の2月12日にタイムスリップしてしまう。時空間の歪みに封じ込められたふたりは、周りの人間には見えない存在となってパニックに陥るが、「水兵」(福士誠治)と名乗る若者に、自分たちはどういう存在であるかを教えられ、もとの時代に帰れる可能性を示唆される。喜ぶヤマだったが、薫は母を死から救うまでは帰るまい、と心に誓っていた。〔82分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3情熱の生涯ゴヤ(1971/独=露=ブルガリア=ユーゴスラビア=ポーランド)18世紀末のスペイン。宮廷画家として不動の地位を築いたフランシスコ・デ・ゴヤ(ドナータス・バニオニス)は、貴族アルバ公夫人(オリヴェラ・カタリナ)の華麗な肖像画を描き上げ、その筆致に感嘆されるのみならず、一人の男としても寵愛を受けていた。そんな彼が、時を同じくしてスペイン全土を震撼させていた宗教裁判の傍聴席につく機会を得る。磔刑にされた無辜の人民が、炎に焼かれる地獄の如き惨劇にゴヤの魂は激しく揺さぶられた。そして彼は、悪魔的なモチーフをキャンヴァスの上に描き殴るようになってゆく。いまだ宮廷画家だったゴヤは異端的な画業を糾弾されることも無かったが、その心中は体制への憎悪に染められていった。〔136分/カラー/スコープ・サイズ〕[投票]
★4ウィニング・パス(2003/日)健太(松山ケンイチ)は高校三年生。バスケに燃え、恋人の香織(佐藤めぐみ)と交際するちょっと自己顕示欲の強い少年だ。その彼が、雨の夜走らせていたバイクで転倒し、下半身不随となってしまった。排尿すら思うままにならないおのれに自暴自棄になる健太は、香織や悪友たち、そして両親や妹の舞(堀北真希)らの応援にも背を向け、遠ざける。そんなある日、彼は車椅子バスケの練習風景を目撃する。思いのほかハードでやり甲斐のあるそのスポーツの虜となる健太は、リハビリを終え学校に戻る。そして、先輩の佐藤(三浦誠己)に薦められるままに、北九州イーグルスへの入団を決意するのだった。〔108分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★4ジョジョの奇妙な冒険 ファントム・ブラッド(2007/日)19世紀末のイギリス。貴族ジョージ・ジョースター卿(磯部勉)は、命の恩人の息子ディオ・ブランドー(緑川光)を邸宅に招き、実の息子であるジョナサン(小西克幸)と同じ生活・教育の援助を与えた。しかしドス黒い精神を内に秘めたディオは、ジョージの暗殺とジョースター家の財産乗っ取りを画策する。これに対し、正義の心を育まれたジョナサンはディオの姦計を見抜き自首を求めるが、追い詰められたディオは古代アステカ文明の遺物・「石仮面」を被る。仮面は人間の能力を何十、何百倍にも増幅する謎の力を持っていたのだ!二十余年に渡り執筆され続ける荒木飛呂彦の代表作コミック第一部のアニメ化。〔90分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★4恋する日曜日(2006/日)この学校には伝説がある。好き合ったふたりが入り口から手をつないで屋上まで2分で駆け上れれば10年、1分なら一生一緒でいられるという…。夏休みを翌日にひかえ、長野から東京の高校に転校する晶(水橋貴己)は幼なじみの直(若葉竜也)とささやかな送別会を開く。しかし、直は最近夢中になっている相手の環(芳賀優里亜)を無理矢理呼びつけ、それに腹を立てた晶も弓道部の楽先輩(佐々木和徳)に告白され戸惑うのだった。だが、別れる段になってやっとお互いの気持ちに気づいた晶と直は、環や楽とともに忍び込んだ夜の学校である「賭け」をする。その結末には四人の「こころ」がかかっていた。〔89分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★3コント55号 世紀の大弱点(1968/日)矢島(萩本欽一)は新米記者。北川(坂上二郎)はカメラマン。ふたりは同じ雑誌社に属し、遅刻で編集長(天本英世)にいつもどやされる身の上である。スランプの作家を今日もバーで接待する矢島は、ライバル誌の敏腕記者・麻子(真理アンヌ)に冷やかされ、相棒の北川はと言えば片思いのホステス・糸美(水垣洋子)が他の男にしなだれかかるのを隔靴掻痒の気持ちで見つめていた。そんな折、門前払いを喰わされた作家のボツ原稿に勝手に女性名義で署名し、点数稼ぎに編集長に差し出したふたりは、思いがけぬ好評に作家の顔写真を撮ってこいと言われ、糸美にその仮面をかぶせる。大弱点シリーズ第一作。〔87分/カラー/スコープサイズ〕[投票]
★4ウォーターズ(2005/日)「いらっしゃいませ、白雪姫!」…路上パフォーマーを目指すリョウヘイ(小栗旬)、元青年実業家のユウキ(須賀貴匡)ほか、一癖もふた癖もあるホスト志願者たちがある店の募集広告につられて集まった。だが補償金まで払わされて入った店はもぬけの殻。オーナー(原田芳雄)とその娘チカ(成海璃子)をおいてマスターが逃げたのだ。「白雪姫」の涙は見たくないが、報われたい「七人の小人」たちは、自分たちのホストクラブを立ち上げることにした。店の名は「DOG DAYS」。リョウヘイはこの店に賭けていた。ピエロのパフォーマンスにダイヤの耳飾りを対価に投げてくれた、女実業家・美奈子(真中瞳)を満足させられるかを…。〔107分/カラー/ワイド〕[投票]
★3頑張れ!グムスン(2005/韓国)韓国バレーボール界の星と言われたグムスン(ペ・ドゥナ)も、今では乳飲み子のソンイを抱えた母親一年生。夫のジュンテ(キム・テウ)とはまだまだお熱い新婚さんだ。とは言え、バレー一本槍だった彼女は家事が大の苦手なのである。そんなある日のこと、ジュンテは上司にしこたま飲まされたあげく泥酔し、暴力バーに捕まってしまった。彼を連れ帰るべく、ソンイを背負って夜の街に出たグムスンは、ひょんなことからヤクザの大親分の恨みを買い、子分どもに命を狙われてしまう。夜の裏通りを疾走する彼女は、翌朝にはジュンテの両親を迎えねばならないのだ。絶体絶命の家族を包み、夜は無情に更けてゆくのだった。〔91分/カラー/ヴィスタサイズ〕[投票]
★2コント55号 人類の大弱点(1969/日)大垂欽一(萩本欽一)が競輪でなけなしの金を使い果たしている頃、駒形二郎(坂上二郎)は刑事の任務を拝領していた。自分の口車の才能に気づき、詐欺師を志した欽一の最初のカモは二郎であった。この日より二郎の追跡の日々は始まる。幼なじみの幸子(岡田可愛)は欽一に騙されても同情的だったが、父・大門(桑山正一)はそんな彼女を諭す。しかし、その父も勤務する会社の社長・黒田(大辻伺郎)の汚職の片棒を担がされていたのだった。得意の口車で早々と保釈された欽一は、幸子たちの清く貧しい生活を見、何とかしてやろうと考えるのだったが…。大弱点シリーズ第2作。〔77分/カラー/スコープサイズ〕[投票]