★4 | 絡み合う各人の思惑と想いが過不足ないとも言え形骸的スタンダード仕様とも言えるのだが、土壇場での焦燥と錯乱が臨界越えると笑いに転じる様が程よく配置され、そこに三池の練達の境地を感じさせる。留守電のプロットは爆笑もの。ラストの余韻も鮮やか。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | タイトルの「初恋」は、モニカ−小西桜子のカットでタイトル・インするので、彼女の恋を指している、ということで間違いないと思うが、エンディングに至るに従って、窪田正孝の恋でもあった、ということが爽やかに示される。この余韻はいい。
[review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | 俺的には三池さんの10本に1本あるかないかの面白い映画です。 [review] (K-Flex) | [投票(2)] |
★4 | 死んだつもりで生きるより、生きるために生きる方が難しい。怖いだろ、でもそれが生なんだぜ。走り抜けろ!・・・って何マジになってるの三池さん、という驚きと喜び。少なくとも私には若干照れの入っただけのマジ映画。 [review] (DSCH) | [投票(1)] |
★4 | 全編行き当たりばったりなんだが、そこに三池監督の魅力が詰まってる。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | どこが「初恋」やねんと観ていたら、なんのなんの、しんみりと良いタイトルじゃないですか。90年代に香港、米国、日本を席巻した悪党入り乱れての逆転&逆転劇は三池崇史の本家返りを思わせて懐かしい。とはいえ往年のタメとキレがないのは寄る年波のせいか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 『初恋』という、名は体を表していない、ふざけた題名から、三池崇史が確信犯的に原点回帰していることが伺えるが、IPモノを撮りすぎて勘が悪くなったのが、いささかパワー不足な出来に。 [review] (すやすや) | [投票(2)] |
★3 | 三池らしい作品というか、「ファントミ」の反動でむしろ酷くなってる気がする。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★3 | このタイトルで任侠映画のテイストは正直驚いた。生首転がる初恋なんて聞いたことない。三池にラブ・ストーリーは無理らしい。窪田正孝のボクシングは今までに見たどんなボクサー役の俳優よりもボクサーらしかった。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★3 | 三池崇史が恋愛劇を撮るというのはもちろんデマだったが、かといってヤクザ映画をまともに撮るというのも違っており、これはギャグ映画だった。染谷将太やベッキーの悪趣味なドタバタをはじめ、ファンタジーもどきに理屈のつかない展開が腹をよじらせる。純愛一直線の窪田と小西への幼い演出は、それに比べれば屁一つの価値もない。精神年齢の低さはお互い様だが。 (水那岐) | [投票] |