「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
大地の子守歌(1976/日) |
原田美枝子は劇中で5回その身を横たえるが、何れも同じ或いは左右が逆転しただけの構図になっている。恐らく大地の声に耳を傾けていたのだろう。ところで増村は所謂「繋がらない」カッティングを嫌っているのか、基本的に「繋がる」繋ぎしか挿入しない。それは画面の驚きをなくし、時に官僚的で一本調子に見えることもある。 (赤い戦車) | [投票] | |
何故、海なのか。 [review] (田原木) | [投票] | |
ちょっと原田美枝子の演技というか存在が勝ち過ぎている。勝ち過ぎているというのはどういう意味か。それは増村の画面造型に対して、ということだ。彼女を見ているだけで、メチャクチャ面白い映画だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
大映ドラマにめちゃくちゃ影響を受けた私にっとって、この映画は宝物です。 (フライヤー1号) | [投票] | |
幼気な少女なのに大の大人をも凌駕する強固な自我。余りに増村的なこのキャラは、このときの原田美枝子の圧倒的な肉体の存在感と目力をもって初めて担保された。快感神経をさえ刺激する直線構造。ワンポイントの梶がまた美しい。 (けにろん) | [投票(3)] |